朝日新聞 2008.5.8 歴史を歩くより
「年率9%の成長を続けるインドに、ガンジーの教えはもう意味がないという人もいる。」と問いかけると、地元産業博物館のビバ・グプタさんは「誰が成長しているのです。格差をバネに成長を続ける社会で、土地を奪われた農民は自殺に追い込まれ、大都市のスラムに流入している。これが成長なの?」と言った。
医師ウルハス・ジャジ氏は「ガンジー思想の根底にあるのは農村の自足、自立、分権です。一握りの富者がいっそう豊かになるグローバル化は、農村を破壊し、貧しい人々からなけなしのものを収穫している。社会主義が消えた今、ガンジー主義はグローバル化に対抗するただ一つの思想なのです」という。
最終更新:2009年04月29日 14:56