原油高騰

(2008.5.22)

OPEC 側の発言

「原油の高騰は投機が原因。」→OPEC全体の輸出量は増やさない。

米経済減速に追い打ち

全米平均では１ℓ＝約103円まで上がり過去最高。

＜アナリストの様々な予想＞
インフレから4~6月期は個人消費が落ち込み、米経済は1.1%のマイナス成長になると予想する人もいる。
景気悪化が原油の需要減をもたらし、相場が下がるという予想もある。
ゴールドマンサックスは今後2年以内に1バレル＝150～200ドルに達する可能性があると予想。
⇒以下　The Economist　may.8　より引用。

GUSHING
The price of oil pushed past $123 a barrel. Arjun Murti, an analyst at Goldman Saches who three years ago forecast that oil would breach $100, estimated that prices could rise to between $150-200 a barrel within two years.

(2008.5.28)

07年エネルギー白書

「07年末の異常な原油高騰は投機資金の流入が主因」と指摘。
また、原油市場と金融市場の関係を「ますます強くなることが予想される」と分析した。

詳細
07年後半の原油価格（1バレル＝９０ドル）のうち、需給バランスによるのは50~60ドル程度で残りは投機資金の影響。
現在(2008.5)は1バレル＝130ドルを超える。