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レモン汁
難易度:☆☆☆☆
怖い度:☆☆

本文

A「ちょっと聞いてくれよ」
B「どうしたんだい?」
A「昨日、目の中にレモンの汁が入ったんだ」
B「それは痛かっただろうね」
A「それがおかしなことに、全く痛くなかったんだ」
B「別におかしなことじゃないさ」
A「なぜだい?」
B「今の君を見れば、誰だっておかしいとは思わないさ」
A「話には続きがあるんだ」
B「なぜそれを早く言わない?」
A「実はレモンじゃなかったのさ」
B「レモンじゃないとしたら何だったんだい?」
A「君は言ったじゃないか。今の僕を見たら誰だっておかしくは思わないって」
B「・・・・そんな、まさか」



ヒント

Bのセリフの矛盾点。




解説

一般論A

Aの目は潰れてしまっている。

Aの目にレモン汁が入ったが、全く痛みを感じなかった。
それもそのはずAの目は最初から義眼だったためレモン汁程度ではどうということはない。
Bは見た目からそれを認知していたため「おかしいとは思わない」と答えた。

反対論

Aの目は健在。

実は先ほどの説明では正解にならない。前半はつじつまが合うが後半が合わなくなるためだ。
話の続きでは実はレモンでなかったことをAは明らかにする。
またBは酷く同様するが、Aの見た目とはなんだったのか?

一般論B

Aは誰かの目を潰し、次にBの目も潰そうとしている。

目にレモン汁が入ったとは言ったが自分の目に入ったとは一言も言っていない。
Bはそれに目をつけて「他人の目にレモン汁が入ったから痛くなかった」というオチだと考え
「別におかしいことじゃないさ」とボケを殺したつもりだった。
事実Aは他人の目の話をしていた、そして同じことをBにもしようと考えていたのだが
Bの発言で計画がばれてしまったと考えたAは隠すのをやめ「話の続き」を実行しようとした。
そう「誰だっておかしくは思わない」のだから。

裏解答(ネットにて発見)

Aの目は接着されている。

BはAが目を閉じているのを見て、目が閉じていればレモン汁が飛んでも痛くないと考えた。
しかし実際にその液体はAの目に入っていたがレモン汁ではないので痛くなかったのだ。
その液体とは接着剤、そのまままぶたが眼球とくっついて開けられなくなったAは
助けを求めてBに事情を説明していたのだった。
最終更新:2012年06月20日 16:46
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