アットウィキロゴ
#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。

●廊下の手すり取付け 
 通路のすべてに単に手すりがあればいいかというと、決してそうではありません。位置や手すりの種類を誤るとかえって危険な場合もあります。日常生活の中で、進行方向を変える、立ったり座ったりするなど、動作を切替える場所がありますので、そこに動作に合わせた手すりを選び、設置します。体重を支えながら歩行するための手すりはももと腰の曲がる部分の位置を目安とし、体のバランスをとるためにつかまる場合はそれよりも高めにするのがポイントです。

 実際に一緒に移動してみると、取付けポイントを見つけだす事は難しくありません。いつも手をついている場合は、壁が黒くなっていることもあります。また、手すりはできるだけ多いほうがいいと考えがちですし、素人でも簡単に取付けられそうに思いがちですが、専門家とよく相談する事が大切です。なお、手すりの付く壁の下地補強も給付の対象となります。

●廊下から居室に入る段差の解消
 一般的に、廊下が下がっている場合が多いため、廊下の床レベルを全体的に上げます。これに連動して玄関の床レベルも上げることになるため注意が必要です。同時に床材も滑りにくい材質に変更します。

 廊下と室内との床レベルが同じ場合は、敷居撤去の工事が有効です。撤去するといかに歩きやすいかが実感できると思います。しかし、ごく簡単な場合もあれば、見かけよりもかなり手間のかかる工事になる場合もあり、予算は一律ではありません。

 簡単に敷居を取除けない場合は、小型のスロープを取付けて床レベルや敷居の段差を解消することができます。工事費が安くすみますし、実例も多くみられます。

●階段の手すり取付け
 階段は、階段用の長い手すりを取付けるとよいでしょう。手を滑らして使用するため手すりの取付け部分がひっかからないよう、また端部は壁側に曲げるなどして、安全に気をつけます。一般的に階段や通路の手すりは、手で握り滑らせるのに適した丸型(直径は35mm~40mm)がよいとされています(身体状況によります)。高さは足下から75cmの位置に付けるのが一般的です。

●階段の滑り止めのための表面加工
 滑りやすい建材の階段を滑りにくいカーペット素材などに変える、階段の角に滑り止めのプラスチック補強材を張付けるなどは給付の対象となります。木製階段に滑り止めを付けるだけでもかなり効果的です。しかし、滑り止め自体に厚みがあったり、あまりに滑りにくいとかえってつまずく危険があるため、注意が必要です(厚みがある場合は階段を彫り込んで埋め込みます)。滑り止めは色の目立つものを選ぶと、階段の角の部分が分かりやすく目の悪い方には役立ちます。ただ、識別のためだけに色の建材を付ける事は給付対象とはなりません。

これらは一般的な目安です。身体状態、現在の建築物の状況等で、違いがありますので、必ず専門家とよく相談してください。

最終更新:2006年10月27日 17:33