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769 名前::2009/06/12(金) 22:46:57 ID:ofp0t/ze

むか~しむかしのお話。
ある所にあ・一騎・ん(あ・かずき・ん)という男の子がいました。
一騎は紅音お母さんの言いつけで、森の中に暮らしている総士お爺さんへお薬を届ける事に。
そんな一騎を狙う怪しい影が…
「半ズボンから覗く太腿も良いけど…やっぱり一騎きゅんのおいなりさんとお肉の棒が食べたいよ~!!」
狼ではなく変態狸の翔子さんです。
「街中では人目もあるから無理だったけど…森の中なら誰も来ない…じゅるり」
変態狸の翔子さん、涎を拭いて下さい。
「おっといけねえ…先回りして待ち伏せよぉ~」
変態狸の翔子さんは森の中の一軒家、総士お爺さんの家へと駆け出しました。

一方の一騎といえば…
「う~ん、腕の振りがいまいちだな。総士に見てもらおう」
なんと道端でアイドルの振りの練習をしてます。こんなのんびりだと、日が暮れてしまいますよ?
「いいんだよ、遅くなったら総士の所に泊めてもらうし」
地の文につっこみを入れて、一騎は再び歩き出します。鼻歌は勿論レミコトのあの歌です…

さて森の一軒家へ急ぐ翔子さんですが、会いたくない相手と出くわしてしまいました。
「ありゃ翔子、何を急いでいるのかな~」
「げっ…真矢…」
変態狸の翔子さんが苦手とする相手、それがこの腹黒狐の真矢さんです。
「『げっ』なんて失礼だよ~…何か隠し事でもしてるのかな~」
「はははは。そそんななことああるわわけ…」
「嘘だぁ!!」
目が急にオヤシロモードになった真矢さん。翔子さんは何とか誤魔化そうとするものの…
「一騎くんが皆城くんの家に来るのかぁ…ありがとね~翔子~」
腹黒狐の真矢さんは聞きたいことを聞き出すと、総士お爺さんの家に向かいます。
勿論、フルボッコの翔子さんを猿轡にぐるぐる縛ったあと、繁みに隠してからですが。
「ぐももぉ~!!!!」
翔子さんの目からは血の涙が溢れています。
余程悔しいのでしょう…


770 名前::2009/06/12(金) 22:48:00 ID:ofp0t/ze

一騎が総士お爺さんの家に着いたのは陽も随分傾いてから。ところがこの時刻にドアを叩いても、反応がありません。
いつもなら「なんだ、また来たのか」と言いつつも、嬉しそうなツンデレが出てくるのに。
「留守か?まぁいいや、お邪魔しまーす」
一軒家とは言っても、実際は小さな小屋。必要最低限の家具しかありません。
薄暗い小屋の中、一騎がふとベッドを見れば大きく膨らんでいます。
「どうした総士!?具合でも悪いのか!?」

ここまで辛抱強くお読み頂いた方には、もうお分かりでしょう。
ベッドの中に潜んでいるのは総士お爺さんではなく、腹黒狐の真矢さんです。
「お~、かずきく…じゃない一騎ぃ~」
「総士?やけに声が可愛くないか?」
「それはお前に会えて嬉しいからだよ~」
真矢さん、いくらなんでも感情だだ漏れです…

しかし(色々な意味で)にぶちん一騎は気付きません。
「へへっ、照れるな。にしても随分耳が尖ってるな」
狐耳だから当り前です。
「それはね、お前の(喘ぎ)声がよく聞こえる様にだよ~」
「ん~、じゃあどうしてこんなに変な匂いがするんだ?窓も締め切って」
…真矢さんあなた…
「それはお前が来るのが待ちきれなくて、(自分で)慰めていたんだよ」
G行為したんかい!!
「そっか。…でなんでベッドに寝てるんだ?」
「それはね…お前を…」
「俺を?」
「(性的な意味で)食べちゃうためさぁ!!」
ベッドの中から伸びた手が一騎を引きずりこもうとする、まさにその時!!

「全年齢板だ!!自重するがいい!!」
「ぎゃん!!」
どこからともなく駆けつけた、猟師娘のカノンさんの一撃で腹黒狐の真矢さんはダウンしました。
「一騎、不用心だぞ!!いつもお前を狙う輩がいるのを忘れるな!!」
「ああ…ありがとうな、カノン」
「き、気にするな。既に総士爺さんは救出済みだから、心配無用だ」


771 名前::2009/06/12(金) 22:49:04 ID:ofp0t/ze

二人はその後総士お爺さんにお薬を渡し(お爺さんは少し寂しそうでしたが)、街へ戻ることに。
腹黒狐の真矢さんはぐるぐる巻きの上、引き回し状態で大空魔竜警備隊に届けるようです。
「いたいよぉ…一騎く~ん…」
「なぁカノン、遠見も反省してるみたいだから許してやらないか?」
「なんでそうお前は甘いんだ…」
「ぐすっ…いたいよぉ」
「な?もう悪いことしないよな?」
「うん…反省してる」
目にうっすら涙を浮かべ、真矢さんは頷きます。
「な、いいだろ?」
「仕方ない…(ブチッ)」
縄を切って真矢さんを解放するカノンさん、しかし一騎の死角で真矢さんの関節を決めてます。
「真矢…次はない…」
「わ、わかってる!!一騎くんありがと!!今日は帰るけど、今度は私の料理食べてね!!」
「あ、ああ…」
「約束だよ!!じゃあね」
そう言うと真矢さんは繁みへと姿を隠しました。
「一騎…お前は本当にお人好し過ぎる」
「はは、自分でもわかってるよ」
「(だが私はお前のそんな所が…)」
おや?カノンさんの手が一騎くんに…
「な!!カ、カノン!?」
「よ、夜道は危険だからな!!て、手を繋いでおけば、はぐれたりしない!!…だが、か、一騎がいやな…ら…」
途切れそうなカノンさんの言葉に、一騎は無言の返事を返します。

ぎゅっと手を握り返すことで。

「あっ…」
「カノン、俺は嫌じゃない」
「う、うん…」
やや頬を赤らめる一騎、真っ赤な顔で湯気さえ立ちそうなカノン。
二人は薄暗い森の中で互いの顔がはっきりと分からないことに安堵しつつも、握り締めた互いの手の暖かさを確かめ合うのでした。

おしまい


774 名前:それも名無しだ:2009/06/12(金) 23:51:29 ID:7MtNqOSi
771の続きみたいなものを書いてしまった・・・・すまん。

翔子・真矢「うがぁぁぁぁーーーーーーー!!」(半ラビットシンドローム状態)
ノーザ「お前ら落ち着けって!これアレだよ、どこかの異世界の話だって!」
ザイリン「そうとも!狸と狐は当たっているかもしれないが、どこかの異世界だと思って」
翔子・真矢「誰が狸(狐)だぁぁぁーーーーー!!このショタコンがぁー!」(ザイリンの下の玉を蹴る)

翔子「うがぁー!!私も一騎くんと手を繋ぎたいよ~~!!」
ノーザ「お前は手を繋ぐ前に、一騎におぶってもらっただろー!」
真矢「私は『真矢の料理は美味しいね・・・・・けど、真矢の(身体の)方が美味しそうだな』って言って欲しいんだから~!うわぁ~ん!」
ノーザ「その前にお前はこの紫色の変な料理をどうにかしろー!これ食ったジョシュアとイスペイルと剣司が泡吹いたまんまだ!」

真矢「翔子!ここは一緒に手を組んで、カノンを亡き者にしよう!」
翔子「うん!いいよ、真矢!!」
真矢「(そして、その隙に翔子も亡き者にしちゃえば、一騎くんは私のもの!)」
翔子「(カノンを亡き者にした、その隙に真矢をボロ雑巾の様に亡き者にしちゃえば、一騎くんは私のもの!!)」

翔子・真矢「ウフフフフ・・・・アハハハハハ~~~~!!ぐけけけけけ~~~~~~!!」

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最終更新:2009年09月24日 17:07