757 :名無し常連さん:2010/11/10(水) 19:20:24
誰もいないしネタ待ちがてらに幕間劇。
「駄目です!駄目です!ぜーーーーーーーーーッたい駄目です!イスペイルさんにこれ以上マッドの幅を広げられたら困ります!」
怒りと焦りが混ざったジョシュアの声が店中に響く。
それに仲間たちは『また始まったぞ』とのんびり構えているが、兄は未だに慣れずにいた。
なにせジョシュアがここまで怒りをあらわにすることなど、小さい頃から今までの間ではなかったことなのだから。
未だにひとり、慣れずにいる。
これも成長の証なのだろうか。悩んでいる間も争いは続く。
「どうしてもと言うのなら交換条件です!ぼくも腹を括ります!
今回の件、イスペイルさんが手を引くと言ってくれるのなら、僕の一ヶ月分の夜の予定を全てイスペイルさんに差し上げます!
煮るなり焼くなり好きにしてください!!!」
つっこんでいいのかこの怪しい方向にも取れる物の言い方は。
「何ッ!?それはおいし……………………ほ、ほほ~う?1週間でボロ雑巾になるお前が一ヶ月とは、随分見得を切ってきたなぁ」
一瞬素になったとはいえナチュラルにそのノリに乗っかっていくということはお前らいつもそういうテンションでやりあっているんだな天然コンビ。
「ええ。ええ。僕ひとりが人柱になることで起こりうる騒動が回避できるのなら安いものですよ」
まるで世界の存亡でもかかっているかのようなオーラの渦巻き方だぞ。いや、もしかして本当にそうなのか?
流れがつかめず混乱しかかっている兄にサスページは『あまり深く考えなくていいですよ』と助言する。
その脇で『既にイスペイルは変態マッドであることに開き直りを見せている節があるな』とか
『ジョシュア君も少し神経質になりすぎてる感がありますけどねぇ』とか
『一緒に良心扱いされてきたオカンが変態認定されたんだぜ?そりゃ焦るって』などと変態トリオが井戸端をしている。
改めて観察するとジョシュアの日常は本当に波乱だと思わせられる。近場にいるサスページに問う。
「それで、一体何が原因だ」
「イスペイルが僕が作った子に興味を持ってしまいましてねぇ」
そう言って見せてきたのは彼の手の中で形を変えながらまとわりついているスライム状の生物であった。
「僕も昔は部屋中に器具を並べて科学者のようなことをしていた時代がありまして。その頃に作ったひとつがこの子なんですよ」
「……人工物なのかこれは」
「半分は、ですけどね」
うねうねと動く愛嬌のあるそれを眺めながら感心したようにつぶやく。
同時に、ジョシュアが何故あそこまで焦っているかも察することが出来た。
「僕の技術を拝借してアレンジしてあんな実験をしてみたいこんな物を作ってみたいと声を出しているときにジョシュア君が通りかかっちゃいまして。
『生物兵器でも作る気ですか』っていうことでアレです」
「本当にそうなりうるのか」
「ええ。そのための研究でしたので」
そんなやり取りの間にも争いは続く。
激しい攻防は徐々にジョシュアが優勢となっていき、終わる頃にはサスページの技術提供の話は完全になくなっていた。
「ジョッシュ、お疲れ様」
「はい……。疲れました……………」
それでも一ヶ月の約束だけは残ってしまったので完全勝利とは言いがたい。
安心半分憂鬱半分という風にぐったりと掌に額を預ける姿を前に、細かに様子を見に来る必要性を感じた。
759 :名無し常連さん:2010/11/11(木) 20:26:09
エターナル愚連隊の異世界珍道中はサルファ再クリアまで待って下さいな(´・ω・`)
代わりに>757からの続きなんだか続きじゃないんだかなネタ
【いんでぃくす☆】
レベッカ「また貴方は…ジョシュアを徹夜でこき使っている様ですね#」
イスペイル様「だ、だってジョシュアが承知したんだもん。わ、私が無理強いした訳じゃないぞ」ガクブル
レベッカ「まだその様な詭弁を!」
ガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミ
イスペイル様「ひいぃー(泣)」
ザイリン「結局はレベッカ君に叱られるのにな、イスペイルも懲りないというか」
ノーザ「もう不治の病の域まで達してるよな」
翔子「ま、イスペイルさんはさておいて。レベッカさんがジョシュア君のおかーさん状態ですねぇフヒフヒッw」
ザイリン「確かに。あと20年もすれば本物のオカンになってるだろうw」
ノーザ「だなw…………ちっとばかり見てえな」
翔子「フヒッw」
ザイリン「ここは一発…スイカ頭に頼むか」
ダイモン「全くいつもいつもお前らはぁ~」
ザイリン「いいじゃないか、スレタイ通りに異世界珍道中というのもある意味オーソドックスで」
翔子「という訳で20年後の未来へ連れてって下さいよぉ」
ダイモン「まぁいいか。では検索を……(チーン)…むぅ」
ノーザ「どうした?」
ダイモン「詳しくは言えんが…ジョシュアの未来が四つに別れているぞぉ」
ザイリン「……四つ?」
翔子「どういう事ですかぁ?…あ、レベッカさんがお相手じゃない世界もあるわけですねぇ」
ダイモン「そおいう事だぁ~、とりあえず行ける様にはしといた。次の中から選んでくれぃ」
○ツンデレ妻編
○マッドサイエンティスト夫妻編
○(自主規制)編
○「(その他)」編
ザイリン「本来なら一番上を選ぶべきだが…」
ノーザ「他の3つも気になるところだな…」
別にどれを選んで貰っても構わない、自由とはそういう物だ
760 :757:2010/11/11(木) 20:42:30
3がマユで4が兄さん?
3が兄さんで4がマユ?
悩みだしたところで自分の思考水域がおかしいところにきていると感じた
次の方選択どうぞー
761 :名無し常連さん:2010/11/12(金) 19:34:43
その他=ハーレムルート…そういうのもあるのか
すみません、可能性だけですよねぇ…
762 :名無し常連さん:2010/11/13(土) 04:08:20
なんだかその他にわくわくしてきたぞ
763 :名無し常連さん:2010/11/13(土) 04:47:15
その他=衝撃!Z編=衝撃!ザイリン編 って電波を受信しt(ry
764 :759:2010/11/13(土) 22:44:39
うん、決められなかったからこうしよう
ダイモン「で、お前らはどれを選ぶのだぁ~」
ザイリン「ち、ちょっと待ってくれ……」
ヌッ
ルゥ「ちょっと待って!私も行きたいわ!」
ノザ子「ノザ子も連れてってほしいよぉ!」
咲良「そんな面白い珍道中なら私も!」
翔子「わっ!?最近とみに出番の増えたメイド三人娘ですねぇ」
ヌヌッ
剣司「俺もいるっす!」
サスページ「僕も同行させて貰いますからね」
僚「トランザムだけが俺の持ちネタじゃないっ!ツッコミもボケもできますから!」ガッ
ノーザ「今度は野郎三人かよ…」
ヌヌヌッ
レイ兄さん「ジョッシュの未来と聞いてな」
ロン「なんだっていい!未来の
ルイスちゃんを見るチャンスだうおおおお!!」ゴロゴロ
真矢「未来の一騎くんをお持ち帰りだよ~♪」
ザイリン「ああもう何が何だか…」
ザイリン「あまりにも多人数で行くのはマズい。こうなれば、四つの世界ごとに別れて行くしかあるまい」
ノーザ「12人だから……三人ずつに別れるのか」
ロン「僕はルイスちゃんのいる未来にしか行く気はないよ!」キリッ
レイ兄さん「個人の希望を聞いていたらキリがあるまい。ここはクジで決めるぞ」
ロン「ちぇ(´・ω・`)」
翔子「フヒwレイ兄さんは大人ですねぇ」
○変態枠○
ザイリン・ノーザ・翔子・真矢
○ツッコミ枠○
咲良・剣司・レイ兄さん・サスページ
○巻き込まれ枠○
ルゥ・ノザ子・僚・ロン
組み合わせを各枠一人ずつ決めてくれ
一応全部書くつもりはあるけど、書きたい人がいれば書いてくれると凄く嬉しいし助かるw
765 :名無し常連さん:2010/11/14(日) 01:05:40
とりあえずアミダで決めてみた
ツンデレ班・真矢・咲良・僚
マッド班・翔子・サスやん・ロン
自主規制班・ノーザ・剣司・ルゥ
その他班・ザイリン・レイ兄さん・ノザ子
ツンデレ班ファフナー揃い踏み……
ロン先生引きつえええええええええ
やりづらいと思ったら遠慮なく組み替えてやってください
766 :1/2:2010/11/14(日) 22:13:39
自主規制編って鬼畜王ラ○スみたいなビジョンしか浮かばない…
やっつけですまんがマッド編を頂くとしようジャマイカン
サスページ「マッドサイエンティストの未来へ着きましたよ」
ロン「ここにルイスちゃんがいるんだね?僕何だかわくわくしてきたぞ!」
翔子『フヒ…マッド“夫婦”って、ロン先生が泣きを見るルートかも…』コソッ
サスページ『僕も帰りがてら、号泣するロンをなだめるハメになりそうな気が…』ヒソヒソ
翔子『そもそもここがジョシュアさんメインの未来って知らないんじゃ…』ヒソヒソ
ロン「何ごちゃごちゃ言ってるんだい?早くいんでぃくす☆へ行こうよ!」ワックワク
【みらいんでぃくす☆】
メイドロボット「オカエリナサイマセ!ゴ主人様、オ茶ヲドウゾ!」
翔子「ありがとうございますぅ。可愛いロボですねぇ」
サスページ「いんでぃくす☆も随分様変わりしましたね、従業員がロボットとは」
翔子「20年も経ってますし…私達はどこに行ったんでしょう?」
ロン「今回のメインはルイスちゃんだよ、きっと二十歳を超えてボンキュボンになってるはずさ!」wktk
サスページ「はぁ。どうしてロンはこんな変態になってしまったんでしょう、元のキャラの面影はどこへ?」
翔子『サスやんさん、人のこと言えませんよ』←お前も
767 :2/2:2010/11/14(日) 22:14:57
執事ロボット「麗シイオ嬢様、ちーずけーきヲオ取リイタシマス」
翔子「フッヒヒwロボとは言え接客される側も悪くないです♪」
ヒョイ
謎の幼女メイド「気に入ってもらえました?その子達は私が作ったんです!」
サスページ「おや、キミは?」
謎の幼女メイド「私こう見えてこのお店の店長なの!ホントの経営者のパパとママは月のいんでぃくす☆支店へ行ってるの」
翔子「若いのにしっかりしてるんですね、昔の私にそっくり」
ロン「違う違う!このコ、ルイスちゃんにそっくりなんだよ!」ドキドキ
サスページ「あ、ああ、確かに面影が…(僕ですサスページです、やはり嫌な予感しかしません)」
謎幼女「ルイス?あなた方、ママを知ってるの?」
ロン「うん、もちろんってママぁ!!?」
ロン「シクシクシクシクシク……」
翔子「ロン先生、いい加減泣き止んで下さいよ」
サスページ「マッド“夫婦”の未来だったんですから、まぁ大方の予想は…」
ロン「つかないよー!ルイスちゃんとジョシュア君がふ、ふふふう夫婦だなんてぇえ!!!」
(一瞬の回想)
ロン『で、キミが娘さんならパ、パパはもしかして…』ワクワク
幼女メイド『うん、私のパパはジョシュアでママはルイスって言うのよ!』
ロン『(ズガビチョーン)』
ロン「シクシクシクシク……」
サスページ「未来は一つじゃないんですよ。いくらだって変えられるんですから。元気を出して、ね?」ポンポン
ロン「サ、サスページ先生…っ、…僕、僕…!」
翔子「フッヒーンwここでサスやんさん×ロン先生フラグが芽生えてアビーさんwktk」
サスロン「「芽生えません」」
執事ロボット「オ嬢サマ、オ肩ヲオ揉ミイタシマスヨ」モミモミ
翔子「冗談は置いといて、せっかくですしゆっくりしてきましょー」ダラダラ
サスページ「やれやれ。ザイリンやノーザたちは無事ですかねぇ…」
768 :ツンデレ編1:2010/11/14(日) 23:18:02
ツンデレと銘打ってる割にはあまり出番ないのは気にしないでくれ
そして本筋から微妙に外れた気もするが気に(ry
【20年後の変態都市アキバ】
僚『皆さん、馬鹿ップルの片割れと認識されてる将陵僚です。俺だって…ツッコミやボケ役をきっちりこなしてみせます!
でも今回の異世界珍道中メンバーの組合わせはちょっと精神的にキツいかもしれません!』
咲良「私たちの時代より20年後のアキバかぁ……余り変わってないのね」
真矢「おー、スッゴい変わってるね~♪」
僚「あ、ああ…」
咲良「(ムッ)ん?あんな所にいんでぃくす☆?…支店でも出したのかしら」
真矢「ペットショップのおっきな看板が立ってるね~♪私たち頑張ったんだねぇ~♪」
僚「そ、そうだな…」
真矢「さて未来のアダルティーな一騎くんはどこかな~?」キョロキョロ
咲良「こら遠見。私たちはジョシュアさんの未来を」イラッ
真矢「別にいいよ~、ジョシュアさんが誰と結婚してたって~」
咲良「な……あんたねぇ!」キーッ
僚「こ、こら遠見!一応ジョシュアさんの未来が第一目標なんだ。一騎を探すなとは言わないからそれを忘れないでくれ」
真矢「…はーい」シブシブ
咲良「ったく。どうせ一騎と結婚なんかしてないんだから…」ボソッ
真矢「!?(ピクリ)…今聞き捨てならないこと言ったでしょー(棒)」
咲良「べっつにー」
僚「咲良も相手を挑発する事を言うんじゃない!ここは異世界なんだ、言動には注意してくれ!」
咲良「……すみません」シブシブ
真矢「ぷっ」
咲良「……」フンッ
真矢「……」プイッ
僚『この二人の仲が良くない事をうっかり忘れていました…、まさかツッコミ枠ではなく苦労人枠だとは思いませんでしたよ……ええ一切!』
テクテク
咲良「目に付いたここで情報を集めてみますか」
僚「誰が店長をやってるのか気になるな」
真矢「将陵先輩の知らない人が店長の可能性もありますよ~」
僚「そりゃそうだ」
769 :ツンデレ編2:2010/11/14(日) 23:23:05
【未来のいんでぃくす☆支店内】
僚「そっか……開店当初からの従業員はいないのか」
メイドA「はい。この支店ができたのも三年前の事ですから」
咲良「無駄足を踏んじゃったかな」
メイドB「あ、でも支店長なら開業からのメンバーじゃなかった?」
メイドA「そうだ、確か本店でみっちり修業したって話だっけ。支店長ならもうすぐ出勤ですよ」
真矢「ふえ~、誰なんだろうね~?」
僚『開業当初からのメンバー…俺や祐未よりも古株の人間…まさか!?』
咲良『ザイリンさん、ノーザさんか羽佐間か……はたまたサスページさんとかかしら?』
ギィー…ペタペタ
メイドA「あ、支店長が来たみたいですよ」
さくりょう「(ゴクリ)」
ペタペタ…ピタリ
メイドB「支店長、おはようございます!」ペコリ
僚「……し、支店」アゼン
咲良「ちょう…」ボーゼン
真矢「………ぷ」
メイドA「支店長。こちらの方々がお話を聞きたいそうですよ」
バルバ(未)「にゃーにゃーにゃーにゃっ」カリカリ
メイドB「今日はご機嫌みたいですね」
僚「……さすがにバルバじゃ話は聞けないか」
咲良「というか何でバルバが支店長なのよ!?」
メイドA「えー。支店長は月間指名No.1を15ヶ月連続で獲得した、凄腕のメイドなんですけど」
僚「おいおい」
メイドB「宿敵の別の支店長にもずっと売上で勝ってますから」
咲良「宿敵……ザイリンさんね……」
バルバ(未)「にゃっにゃっにゃー」タンッ
メイドA「『自分じゃ力になれないか?せっかく訪ねて来てくれたのにすまない』」
僚「………は?」
バルバ(未)「にゃんにゃんにゃにゃにゃん」ピシッ
メイドB「『だったら本店にいるルゥとメリッサから話を聞いてくれ』…だそうです」
咲良「……分かるの?」
メイドA「はい、支店長とコミュニケーションできなければ仕事になりませんから」
メイドB「支店長は猫さんだけど、頼りになるナイスガイなんですよ」
さくりょう『猫と喋るメイド…いやバルバが支店長なこの支店に負けるザイリンさんの支店って一体……』
770 :ツンデレ編3:2010/11/14(日) 23:27:48
【未来のいんでぃくす☆本店】
ルゥ(32歳)「そっかぁ。あの時に僚さんたちは今の私達と会ってたんだ」ペターン
メリッサ(30前後)「…今の私より若いね」ボイーン
僚「メリッサは随分成長したようで(///」デレー
咲良「あとで祐未先輩にチクりますよ」
僚「じ、冗談だよ。ルゥが気付いてるなら、話が早くて助かる。ズバリジョシュアさんの事だ」
ルゥ(未)「やっぱりね」
咲良「まだいんでぃくす☆にいるの?」
メリッサ「ううん。ジョシュアさんは結婚を機に退職したの」
僚「退職か…………って結婚!?」
ルゥ(未)「ええ、ついにあのレベッカさんとね。ま、私からすれば15年程前の事なんだけど」
咲良「じゅ、15年前……私たちの時代から5年後か」
メリッサ(未)「ジョシュアさんは今、技術者さんになってるの」
僚「いかにもジョシュアさんらしいな。どこに住んでるんだ?」
ルゥ(未)「あそこよ、僚さんの住まいだった」
咲良「竜宮荘か」
僚「まさかあそこにジョシュアさんが住むとは。なら知った道だし…」
メリッサ(未)「せっかく来てくれたんだから歓迎するわよ、たった二人でわざわざ未来まで」
ルゥ(未)「ええ」
咲良「いやでも……ちょっと待って。三人よ?」
メリッサ(未)「僚さんと咲良さん。もう一人は誰なの?」
僚「………あ」
咲良「遠見がいない!?静かだと思ったら!!」
僚「…まあ目的からすれば分かるな、多分行き先は俺たちと同じだろう」
【メゾン・ド・タツミヤン(新しい竜宮荘)】
真矢「こりゃ驚いたね~!!まさかあの竜宮荘が立派なマンションになってるしぃ~♪」
ワイワイガヤガヤ
真矢「む、あっちから誰か来るね。隠れてこっそり様子見だよ~」ゴソゴソ
(10分後)
タタタッ
僚「まだ実力行使には出てないと思うが…」
咲良「先輩は遠見を甘く見過ぎです!変態度もそうですが、一騎への執着心は羽佐間と全くの互角なんですから!」
僚「そりゃそうだが……あ」
咲良「え」
真矢「…………(白く燃え尽き状態)」ズーン
771 :ツンデレ編4・ラスト:2010/11/14(日) 23:33:23
真矢「………」←へんじがない、ただの(ry)
僚「と、遠見?」ペチペチ
咲良「駄目ですね、そんなもんじゃ。遠見っ!目を覚ましなさいよっ!」バチバチバチーン
僚「お、おい」
真矢「………」
咲良「結構本気で引っぱたいたのに……相当ショックな光景を目撃したんじゃないですか?」
僚「かもな。一騎が女連れで歩いてたとか」
真矢「(ピクッ)……かずきくぅーん…」ツー
僚「お、気付いた」
真矢「そんなぁ……かずきくんが…かずきくんがぁぁ……(涙)」メソメソ
咲良「駄目だこりゃ」
(真矢の回想)
真矢『きっと一騎くんとラブラブ結婚生活な私が見られるよ~♪』ワクテカ
レベッカ(38)『全く……たまの休みも仕事とは。あいも変わらずKYな旦那で困る!』プンプン
一騎(36)『で俺たちがお供するわけですか、ラングレン家の奥様に』
剣司(35)『レベッカさんのストレス解消に付き合わされる俺たちこそいい面の皮っす』
レベッカ(未)『文句を言うな、カラオケに付き合って貰うだけだ。それにお前らの奥方にはちゃんと了承を得ている』
剣司(未)『咲良にすか?あいつがよく許したな…女性とカラオケなのに』
一騎(未)『ラングレン家の夫婦仲を知ってるからな。毎日毎日毎日あんなデレデレされてればさ』
レベッカ(未)『うるさい!それは貴様も言えた義理じゃなかろう!』
剣司(未)『こいつはずっと昔から愛されてますからねぇ…、奥さんがフヒフヒ言ってた頃から』
一騎(未)『それいまだに恥ずかしがってる、「過去の黒歴史ですよぉ!」ってね』
レベッカ(未)『翔子も結婚してから変態行為がピタリと収まったからな』
一騎(未)『後で翔子も呼んでレミコト一緒に歌いますよ♪』ウキウキ
剣司(未)『お前のドルオタは結局治んなかったけどな』
真矢『(ズガガガガーン)』
真矢「こんな…こんな未来なんていらないよー!おいなり翔子が一騎くんの嫁だなんてぇー(泣)」シクシクシクシク
僚「まあまあ、未来は変わることもあるからさ。気にするなよ、俺は気にしない」
真矢「少しは気にして下さいよー(棒涙)」
咲良「レベッカさんに会えなかったのは残念ですけど、どうやら上手くいってるみたいですね」
僚「ああ、多分な………他の世界に行った連中は無事なんだろうか」
772 :名無し常連さん:2010/11/15(月) 00:32:17
空気を読まず現代(?)のネタを落とす
【その頃いんでぃくす☆】
ジョシュア「にゅ~。もふもふ気持ちいいです~」
バルバ「ごろごろ」
ステラ「にゅ~にゅ~にゅ~♪気持ちよさそうだぞ~」
マユ「ジョシュアさん、疲れてるなら部屋で寝た方が……」
ジョシュア「にゅ~。やーですー。もふもふのくるくるなのです~」
マユ「ジョシュアさーん」
クルーゼ「疲労で言動がおかしくなっているな。にゅ~って」
レイ「とりあえず毛布かぶせておけば風邪はひかないだろう。ジョシュア、本当に辛いならいつやめてもいいんだぞ。誰もお前を責めはしない」
ジョシュア「だめですー。いいだしっぺは僕だからあと10日がんばるんでーすーーーー」
レイ「そうか。なら好きにするといい」
ジョシュア「にゅ~………すー……………………」
クルーゼ「しかしレベッカ嬢はいつも好機を逃しているな」
レイ「?」
クルーゼ「こういう弱っている時は甲斐甲斐しく看病されたりすると好感度が跳ね上がる場合が多いだろ。
後日それを口実に何かしらの約束が取り付けられる可能性も出てくる。説教もけっこうだがもう少しな」
レイ「一理ある。だが何度かジョシュアの看病をしたことのあるルイスともそれほど進んでいない状態では説得力に欠ける話かと」
クルーゼ「どこまでもKYめ」
マユ「ス、ステラさん駄目ですよ!ジョシュアさんが狭くなっちゃいます!」
ステラ「だってバルバとお昼寝ステラもしたい。マユも入ろ」
マユ「ええっ!?」
レイ「ステラ出てこい。俺が気にしなくてもシンが気にする。ジョシュアが肉塊になる程度に気にする」
フラグとか関係なく、まったりとふれあいイベントをさせたくなる
774 :名無し常連さん:2010/11/15(月) 13:24:13
772
メリッサ「ジョシュアとステラ、気持ち良さそう……」
カロッサ「ずるい!俺も、昼寝!!」
マユ「駄目だよ二人共!ジョシュアさんは疲れてるからであってね」
祐未「いいじゃない。この際バルバ囲んで皆でお昼寝っていうのも」
レイ「……そうだな。ステラも出てきそうにないし全員参加でシンを誤魔化した方が早いな」
祐未「どうしてシンが出てくるの?よく分からないけど決定ってことで、毛布もう何枚か持ってくるわね」
レイ「手伝おう」
マユ「わ、私も!手伝います」
787 :名無し常連さん:2010/11/16(火) 21:50:19
せっかくだから残留組のネタ振りでも
【いつもの世界のいんでぃくす☆】
『ちょっと異世界行ってきます by一同』←書き置き
イスペイル様「…で、残ってるのが」
ジョシュア「僕です!ジョシュアです!」
ステラ「はーい」
カロメリ「「ノシ」」
ヴォル子「オレもいるぞ!」
プロ子「置いてかれましたわ…あいつら戻ってきたらギッタギタに(ry」
レイ「気にするな、俺は気にしない」
バルバ「ニャウ」
イスペイル様「意外と多いな…まあいいか、今日は臨時休業にしよう」
ジョシュア「いいんですか?」
イスペイル様「思い返せば今年はろくに休日ネタも無かったような気がするしな」
プロ子「さらっとメタい事言ってんじゃねえよ」
イスペイル様「まあそういう訳だから今日は各自ゆっくり羽でも伸ばして来い(久々にスーツのオーバーホールでもするかな)」
810 :名無し常連さん:2010/11/19(金) 14:57:55
その他編の前に>>787から繋ぐぞ!うおおお!!
【いんでぃくす☆温泉】
チャポーン
ルイス様「この前はサスページとかち合って出来なかった、すーつのオーバーホールも出来たぁ♪」ルンルン
ヌッ
プロ子「あらあら、お一人で温泉なんて贅沢ですわよん(・∀・)」
ルイス様「ぎゃぁっ!?ププロプロ子ちゃん!?(何でこの姿だと表れるんだこいつは!?)」
プロ子「オホホ!壁に耳あり障子になんとやらですわ♪」
ルイス様「お願いだから思考読まないでよぉ…」
チャポーン
プロ子「まぁ女二人ですから温泉にのんびり浸かるとしましょう」
ルイス様「いつも私の平穏を乱すのはプロk」
プロ子「…何かおっしゃいまして?」
ルイス様「気にしないで私は気にしないから」
プロ子「レイのセリフのパクリですわよ…」
レイ「もう慣れた、気にするな俺は気にしない」
ルイス様「うん、レイだって気にしないってさ。なら問題ないよね♪」
プロ子「まあ本人が気にしないので………ん?」
プロ子「ててててめえ!なにいきなりわたくしたちと混浴してやがる!」
ルイス様「そ、そそうだよぉ!!自然にいるからうっかり流しちゃうとこだったけど!!」
レイ「気にするな、俺はお前たちとの混浴など気にしない」
プロ子「(プチッ)」
ルイス様「(プチッ)」
レイ「だいたいここは男湯……っ!?ミルナリオンハンマーとその剣はなんだ!?」
プロ子「オホホ#それこそ(・∀・#)」ピキピキッ
ルイス様「気にするな、私たちは気にしないよ#」ピキピキッ
レイ「いやさすがの俺も気にす……ウボァー」
【女湯】
ウボァー
祐未「あら?男湯から悲鳴が聞こえたような?」
ステラ「うぇ~い、気のせいだよ~。温泉温泉温泉はサイッコ~」
ヴォル子「おう!お風呂気持ちいい!」
メリッサ「いい気持ち…ねえカロッサ?」
カロッサ「…あう(俺、女湯に入ってる)(///」ブクブク
マユ(マユです。女湯にカロッサが入ってるのは些細な事…なのかな?)
811 :名無し常連さん:2010/11/19(金) 18:36:24
ツンデレ編の『ジョシュアとレベッカは5年後結婚する』を少し絡めたその頃いんでぃくす☆
ジョシュア「すみません
ヴァンさん。僕が寝てる間に臨時休業になっちゃったらしくて。ミルクはおごります」
ヴァン「つかお前、最近倒れ過ぎだろ。そりゃレイが過保護になるわ」
ジョシュア「うーん、そうですね。兄さんちに家出した時と栄養ドリンクの反動と今回との3回ですからね。
イスペイルさんともう一回話し合わないと」
ヴァン「……辞めるって選択肢はねぇんだな」
ジョシュア「はい。楽しいので。それに僕はいんでぃくす☆の創立メンバーですし。もう少し落ち着くまでいないとなあって思うんですよ」
ヴァン「それで上司に流されて巻き込まれてじゃ意味ないだろ。もっとないのかよ、自分がやりたいこととかよ」
ジョシュア「ありますよ。やりたいこと」
ヴァン「へぇ」
ジョシュア「兄さんとお酒を飲むことです」
ヴァン「おい未成年」
ジョシュア「あはは。4年後の話ですよ。昔のドラマの再放送でやってたんです。
『男は父親と酒を飲み交わすようになって一人前だ』って。
僕にとって兄さんは父さんでもあるので、そういうことです」
ヴァン「……俺には分からねぇ話だ」
ジョシュア「ヴァンさんお酒飲めませんもんね。それで、今までのこととかこれからのこととか、お互い傷つきたくなくて避けてたこととか。
二人でお酒飲みながら沢山話が出来た時に、新しく見えてくるものもあるんじゃないかなって、思うんです」
ヴァン「……」
ジョシュア「問題……、先送りにしすぎでしょうか?」
ヴァン「いや、いいんじゃないか。ウェンディにも昔言ったけど、静かに大人になればいい」
ジョシュア「はい。ありがとうございます」
もお楽しみください
830 :異世界珍道中・全体〆:2010/11/24(水) 02:18:00
【現代の街外れ】
シュイーン
ダイモン「これで最後だなぁ」
ザイリン「今回は大活躍だな、スイカ頭」
ノザ子「そうだ、ダイモンにお土産だよぉ」つ包み
ダイモン「すまんなぁ~(ガサガサ)……うぉい」
レイ兄さん「20年後の世界で仕入れたスイカ用の肥料だ、それで栄養をつけてくれ」
ダイモン「スイカ頭だからといって実際に植物では…」
ザイレイノザ「「「気にするな、私(俺・ノザ子)は気にしない(よぉ)」」」
ダイモン「…あのなぁ」
ノーザ「お、俺のダイヤグッズ…orz」シクシクシク
ロン「ぼ、僕の未来って…(涙)」メソメソ
僚「なるほど。大事なグッズを未来に置き忘れてしまったのか」
咲良「ロン先生はロン先生で未来にショックを受けちゃったのね」
サスページ「さっきまでは泣きやんでいたんですけどね…」チラッ
ザイリン「す、すまん。ついうっかり
ア・カン君と結婚していたと漏らしてしまって…」
ルゥ「ほんとにいつでも24時間365日うっかりさんなんだから」ジト
ザイリン「人をコンビニみたいに言わないでくれたまえ!」
翔子「フワッヒーッwwwwwやっぱり私が一騎君の嫁なんですねぇwwww」ルンルン
真矢「あんなの嘘だー、あんなの嘘だよー(棒)」
ザイリン「であっちは…翔子君が浮かれているわけか」
剣司「そっちの世界に羽佐間が行かなくて良かったっすよ」
ノザ子「まぁ翔子ちゃんがいたら、大狂喜してたと思うよぉ」
レイ兄さん「…それにしても疲れた。早く帰るとするか」
【いんでぃくす☆】
ザイリン「今回の異世界珍道中で分かったことがある」
翔子「ジョシュア君の未来がちょっとしたことで変わるんですよねぇ」
ノーザ「あのKYの選択で世界までガラリと変わっちまったしな」
ザイリン「うむ、我々が注意して見守っていかねばな!」キリッ
翔子「そして私は一騎君の嫁になってエブリデイおいなりモフモフタイムの実現ですよぉw」
ノーザ「俺もダイヤのハアッートキャッチを目指さねえとな!」
ザイリン「私もバラの花に賭けて誓った!ルージ君を愛するとな!」
あっはっは
ジョシュア『僕(ry)帰ってきたら帰ってきたで騒がしい変態さんです!』
10-341 :隣接世界1/3:2011/01/30(日) 21:42:49 ID:FQs3Ql6H
一応の注意書きとして
避難所でやったジョシュアの未来を覗きに行こうツアーのレベッカルートを元にした4,5年後ということになっています。
いつもの会話式ではなくSS式になっております。
NGは『隣接世界』です。
赤提灯が照らす街頭に面した長テーブルに一組の男女が酒を酌み交わす。
『一緒に飲みに行きませんか』と誘ったのは男であるジョシュアの方。それに女の方のレベッカは二つ返事で了承した。
理由は特にない。単に空いていたからだ。
少なからず好意を持っている相手に誘われることは嬉しいと思っている。けれど昔のようにデートだフラグだとはしゃぐだけの気力はない。
長い付き合いで分かってしまっているのだ。
彼に下心のようなものは一切なく、本当に、暇つぶしのように自分を誘ってきているのだということを。
「成人祝いにザイリンさんやノーザさんが飲みに連れてってくれた時に知ったんですけど、僕お酒弱いみたいなんです」
「ほお」
「兄さんもヴァンさんまでとまではいかないんですけど弱いんです。コップ一杯か二杯で真っ赤になるんですから。遺伝ですよ遺伝」
「そうか」
熱燗の猪口一杯で朱に染まる頬と熱がこもる愚痴。予測どおり、色めいた話にはなりそうにない。
不毛な恋心から諦めの友情へ。
やや焦げすぎた鳥の心臓を噛み砕いて飲み下す。
「この間大変だったんです。僕を酔い潰してからザイリンさんとノーザさんがいんでぃくす☆抜け出して大騒ぎして……。
二日酔いの頭でイスペイルさんからお説教ですよ。辛かったです」
「……お前は被害者なのに何故一緒に説教を受けた」
「自分の限界を見極められるのが大人で僕はまだそれが出来てないからお説教だそうです。でも理不尽です」
「ああ理不尽だ。次からは注意するんだな」
「はぁい。……まあ、騒ぎといっても翔子さんがおとなしくなったから大分楽になったんですけどね」
そう言いながら猪口をまた一口。
愚痴りながら酒を流す姿にまた潰れてしまうのではないのかと心配になるが、それを連れて帰すのも一興というものだ。
……『連れて帰る』ではなく『連れて帰す』のところに進展の無さの要因のひとつだとレベッカ自身にも自覚はあるが、見ない振りだ。
342 :隣接世界2/3:2011/01/30(日) 21:43:56 ID:FQs3Ql6H
「不思議ですよねー。恋する心が翔子さんを変態にしたのに恋する心が翔子さんを正常に戻しました。摩訶不思議です」
虚ろになりつつあるジョシュアの横顔がぽつぽつとつぶやく。
そう。最近の翔子は日に日におとなしい女性へと成長していっている。
『フヒヒw』を口癖に変態トリオの一人として毎日のように暴走したり合体したりと迷惑ばかりかけていた数年が何かの夢であるかのように。
これもひとえに想い人である一騎と相思相愛になれたからであろう。と誰もが考える。イスペイルの話によるとザイリン酸の影響値も見違えるほど落ちているらしい。
「イスペイルさん言ってました。『ザイリン酸は人の寂しさに影響を与えやすいのかもしれない』って。クリスタルハートの頃から感情エネルギーを研究していたイスペイルさんらしい見解です」
「……まあ、一理あるのかもしれないな。一概にそうとも言えないが」
「そうですよねぇ。独りで寂しくたってローサさんとかは割りと普通ですもんね」
「……………………何故そこでローサさんが出てくる」
「え?いけなかったですか?」
「…………」
「…………」
苦々しいレベッカの呻きにジョシュアはきょとりと目を丸める。
だがレベッカはそれ以上何も言わずに猪口に口を付ける。あまりの神妙な表情が話しかけさせることをためらわせたのか。ジョシュアも習って猪口を口へと運ぶ。
ジョシュアの発言は特に悪いものではない。
何故こんな気分になっているかなどジョシュアは分からなくて当然で、むしろ分かられると困る。
白馬の王子様のような運命に憧れながらただ闇雲に年月だけが過ぎていく彼女の姿に、自分の姿を重ねているなど。
踏ん切りをつけるなら今だ。と、この数年、何度思ったことか。
だが決心を付けた時に限ってお得意の邪気も毒気も意図もない笑顔に挫かれ引き戻されてずるずると。
……………………いい加減にしなくては。
もう何度目かなんて愚問にもほどがある心が再び熱を上げる。
「手をどけろ。手を。自分の手の下に私の手があることが分からなくなるくらい酔うな」
こちらに興味がないくせに無意識で心拍数を上げさせるよろしくない男といつまでも付き合い続けられるほど、女の時間は長くはないのだ。
「………………………はい。僕は今、酔ってます。けど……、レベッカさんの手が分からないほど酔ってません。……………分かってるから、乗せてるんです」
「……う、ん?」
不機嫌を装って突き放すように言い放てば、返ってきたのは理解に時間がかかる言葉。
訝しがるように顔を彼に向ければ、逃げるように街頭の流れる人々へと首の向きから逃げられる。表情が見えない。
343 :隣接世界3/3:2011/01/30(日) 21:45:45 ID:FQs3Ql6H
「その……、酔ってるんです。僕。だから、嫌だったら殴ってください。いつものようにゴッと。それで醒めますから」
「……………お前な……」
そっぽを向かれてもかろうじて見える真紅に染まった耳に誤魔化すように傾けられる猪口。
この男の感性はやはり理解不能だと改めて思い知らされる。
今更、何を照れる必要があるのだろう。
今まで散々二人きりで出かけたり何事もなかったが同室で宿泊したり嵌められて一緒に風呂に入れられたり、それ以上のことなどいくらでもあったというのに今更何故照れる。
性別の差など大したものではないとあれやこれやとやらかしてきた男がこんなことで何故照れる。
しかもこいつ周辺では常に同僚たちからドン引きさせられるような欲求妄想を聞かせられているというのに、何故照れる。
ギャップ差で萌え殺す気か。
混乱で喚く脳をどうにか抑えこもうと酒を煽る。
「……えっ!?あの、レベッカさん!?」
「煩い。私も酔っているんだ」
そのジョシュアのわずかな勢いがレベッカの背を押した。
しなだれて触れ合う肩にジョシュアの声が裏返る。それにレベッカは低い声で似たような文句を突きつける。
「嫌なら今すぐ立てばいい。立って自分の分の精算をしに行けばいい。その頃には私の酔いも醒めている」
「そんな酷いこと、」
「そしてそうしてくれた時、その時に、ようやく私はお前を諦められるんだ。ちょうどいい区切りだ」
「……………………」
「……………………」
再びの沈黙。
仕事帰りの開放された空気が満ちる周囲とは隔絶された空気が結界のように二人を囲んでいた。
手と肩。
触れ合いながらも別々の方向に目が泳がせながら自分の感情を確認し、相手の感情を探り合う。
何かを誤魔化したくてそれぞれ酒を喉に流すが、それが水だったとしても気付かないほど動転していた。
「……………よ、酔ってるんですよね。僕たち」
「………………………ああ。酔ってるんだぞ。私たちは」
「……………………」
「……………………」
で、この次どうしたらいいんだろう。
揃って成人を過ぎているとは思えない行き止まりに立ち止まる。
彼ら周辺の恋愛ごとに積極的な面々が脳内であれやこれやと指示を出すことには出してくれている。
けれどそれは彼らの倫理観からは大きくかけ離れすぎていて、実行に移す気にはなれない。だがここで何もしなかったら閉店までこの体勢のまま固まっていそうで………。
「あの、レベッカさん……」
しどろもどろながらも、口火を切ったのはジョシュアの方からであった。
「こういう言い方がおかしいのは分かってます。けど、その……………もう少し、酔っててくれませんか。それで出来れば、明日も明後日も、一年後も……、ずっと、酔っててくれませんか」
「……フン。馬鹿言うな」
頼んだ酒もつまみも、全て空になった皿を乗せるテーブルを前に彼女は言い捨てる。
「もう何年も前からずっと、酔いっぱなしなんだよ。私は」
最終更新:2011年02月23日 01:45