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128 :ターミストーF・前編1/7:2011/03/13(日) 21:31:39.94 ID:FRgSZMrE

デデンデデデン! デデンデデデン!
チャラ~チャララ~
デデンデデデン! デデンデデデン


【変態の街アキバ・街外れ】

シュバーン
???「まさかまたこの世界に来るとはな」
衛「えっ?な、何で……君が全裸なのさ!?」
???「ぬ」
衛「き、君がそ、そんな趣味だなんて」ドキドキ
???「済まん、話している時間が惜しい」バキッ
衛「アッー」
???「毎回毎回全裸で登場するのも考えものだと思うが…仕方ないか。小楯衛、済まんが服を借りる」ゴソゴソ


【いんでぃくす☆】

ノーザ「うっかり中将、お前に手紙が届いてんぞ」つ【手紙】
ザイリン「手紙?ルージきゅんからのラブレターじゃないかなぁ♪」ハァハァ
剣司「絶対違うに今月のおやつを賭けてもいいっすね」
翔子「甘い甘いwついでに来月の買い出し当番もつけますよぉフヒw」
ザイリン「………………ふぉーーーーっ!!!!わ、私の悲願達成の日がキターー(゜∀゜)ーー!!」
剣しょこ「「え」」


『ザイリンへ
 君にいよいよ俺の本当の素直な気持ちを伝えようと思います。
 今日の夕方五時、町外れの倉庫まで来てくれると嬉しいな。
 もちろん一人でね♪
             ルージ・ファミロン


剣司「……んな馬鹿なーーーっ!?」ガーン
翔子「フヒフヒフヒヒーン!?珍道中スレ最後の日が来ちゃいましたよぉーっ!?」ガチョーン
ザイリン「ふわはは!!天はこのザイリンを見放さなかったぁ!!
        そしておやつと買い出し当番も頼んだよ、剣司君に翔子君( ゜∀゜)=3」ムハーッ 
剣しょこ「こんなの嘘だ(ですよぉ)……orz」
ザイリン「そうと決まれば行ってくるよ!」
ノーザ「まだ昼前じゃねーか。時間がだな」
ザイリン「私がルージ君を待たせるわけにはいかない!勝利を待つのも格別さぁ~♪」バビューン

ジョシュア「僕です(ry)ザイリンさんに来るはずのない春がやって来てしまいました!?」
プロ子「オホー…と笑いたいところですけど」
咲良「幾ら何でも信じられないわ…」
ノーザ「春だしよ。ルージもつい舞い上がって、こんな手紙出したんじゃねーのか?」
サスページ「舞い上がるにも程がありますよ…」


129 :ターミストーF・前編2/7:2011/03/13(日) 21:35:26.72 ID:FRgSZMrE

ガヤガヤ
ルージ「また本を貸して貰って有難うございました、イスペイルさん」
イスペイル様「気にするな、ルージの学問に役立てれば幸いだ」
ジョシュア「……あ」
スッ
翔子「フヒフヒ!ルージ君たら人生を踏み外しちゃ駄目ですよぉ(涙)」
剣司「お前にゃレミコトにムラサメさんもいるんだろう!(血涙)」
ルージ「ちょ、ちょっと!?一体何の!?」

カクカクシカジカ
ルージ「そ、そんな手紙出してませんけど…」
イスペイル様「普通に考えたら分かるだろう」
剣司「で、ですよねぇ」
翔子「フフヒーン…珍道中スレ最後の日だと思っちゃいましたよぉ」
ノーザ「これで安心できたな。ルージとザイリンが結ばれたら、俺とダイヤは既に子供こさえてなきゃマズいしよ」
プロ子「全くお馬鹿息子が白昼夢を見てますわね(・∀・#)」ピキピキッ
レイ「気にするな、俺は気にしない」
ジョシュア「ともあれ…一件落着です」
あはははは

サスページ「……では。あの偽手紙は誰が?」
イスペイル様「ザイリンを誘い出して得をする人物となると…」
剣司「そんな人間いねえっすよ」
咲良「いやいやいや。ガチホモブレード(仮名)さんたちとか」
僚「あの人たちなら……まどろっこしい事をせず直接襲うだろ」
ルゥ「プテ子さんやジェニファーさんは?」
ジョシュア「あの二人もそんな事はしないかと」
レイ「得は得でも………ザイリンを呼んで嬉しいというよりは呼ぶことが目的かもな。となると…怨恨か」
ステラ「うぇ~い?ザイリンに恨みのある人かなぁ?」
イスペイル様「ザイリンは変態だが…恨みを買うまでの人間はいないだろえなぁ」
プロ子「……何だか心配になってきましたわ」


130 :ターミストーF・前編3/7:2011/03/13(日) 21:40:06.05 ID:FRgSZMrE

【倉庫前】

ザイリン「さあて愛しのルージきゅんを待つのは楽しいなぁ♪」ウキウキ
ヌッ
???「待っていたよ。ザイリン・ド・ザルツ
ザイリン「ん?君は……シェラトンホテル君では」
???「…シェルディアだよ。シェしか合っていないじゃないか」
ザイリン「あ、これはうっかりを。私はルージ君を待つので忙しいんだ、話相手なら他を」
シェルディア?「ルージなら来ないよ」
ザイリン「え」
シェルディア?「ルージの手紙は私が書いた偽物だからさ」
ザイリン「な……………シェラトン君!!やっていいイタズラとやってはいけないイタズラが!」ムキーッ
シェルディア?「騙された君が悪い。そして…その浅慮は全てを無に帰すのさ」ニヤリ
ザイリン「……へ?」

ブスリ
ザイリン「ぐはっ…」
シェルディア?「お別れだね、ザイリン中将。
     …待てよ、幾ら変態といえども首を切られてたら生きちゃいないか。今の内に終わりにしとくね」
ザイリン「く……き、君…な、何の目的が………あって……わ、わたし……お、襲う……?」
シェルディア?「目的?たった一つ。正しきKの世界の為だよ」
ザイリン「そ、その言葉…ま、前に……」ヒクヒク
シェルディア?「不要なお喋りは終わりにしよ」
ジャキーン

???「×○×○!」
シェルディア?「△○×○!?」
???「○△○!!」
シェルディア?「×●×△……」

ザイリン『わ、私は死ぬのか…ルージ君と結ばれることもなく……このまま…果てるのか…』

ヒョイッ…タタタッ



【いんでぃくす☆・ザイリンの部屋】

ザイリン「………うう」カサッ
プテ子「ザ、ザイリン様ぁ!?気が…気がつかれたのですか!?」ダキッ
ザイリン「痛ぅ…プテ子君か…ここは……私の部屋なのか…」
ヴォル子「ザイリン!?オ、オレ…ザイリンが死んだと思って……うわーーん!」ダー
ザイリン「安心しろ、私はルージきゅんをお嫁さんにしてお前と三人で暮らすまでは死なんよ」
プテ子「………#」グリッ
ザイリン「痛ぁーい!!そ、そこ、傷口だからグリグリしないでくれままえ!!」
プテ子「一瞬…聞き捨てならない言葉が私の耳に聞こえましたけどね##」ゴリゴリ
ザイリン「痛い痛い痛ぁーい!!や、止めてくれ~っ!!(涙)」


131 :ターミストーF・前編4/7:2011/03/13(日) 21:44:42.80 ID:FRgSZMrE

【いんでぃくす☆】

イタァーイ!!
イスペイル様「ザイリンも意識を取り戻したようだな」
???「済まない。ギリギリの所でザイリンには負傷させてしまった」
ノーザ「気にすんな、血まみれのうっかり中将を担いで入ったお前にゃ驚いたけどな」
翔子「不死身の変態たるザイリンさんが死にそうで腰抜かしましたよぉ」
イスペイル様「では……ザイリンにも事情を話してやってくれ」
???「ああ」
ノーザ「だがよ。お前を見て興奮して飛びつくぜうっかりの奴は」
???「かなりの重傷の筈だが」
翔子「フヒフヒw変態、それもザイリンさんを甘く見ちゃいけませんよぉw」
???「???」


【再びザイリンの部屋】

ザイリン「ルージきゅんじゃないか!?私を心配して来てくれたんだね!?
    さあさあ私と愛のZiユニz」ピョーン
ルージ?「何!?」
イスペイル様「重傷の人間が飛びつくな!!」つミナールハンマー
ザイリン「ぎゃふ!!」ビッタン
剣司『母ちゃん、重傷のザイリンさんにハンマーを持ち出すイスペイルさんもイスペイルさんす』


ザイリン「な、なん……だと……き、君は………ルージ君では……」
???「ああ。俺はお前の知るルージ・ファミロンではない」
イスペイル様「どこからどう見てもルージにしか見えんが」
ノーザ「しっかしよぉ。まさか未来の技術っつーのは凄いもんだな」
ザイリン「未来?」
翔子「フヒヒwなんとこの人はですねぇ」
プロ子「オホンホ♪あのターミストーなんですのよん(・∀・)」
ザイリン「えーーーΣ(゜Д゜;)ーーーっ!!!!」


『ターミストー回想』

あの日、俺たちは過激派~お前たちをターミストーで襲った方だ~を最後まで追い込んだ。勝利は俺たち穏健派の物だった……
しかし過激派は最後の切り札ターミストー・typeSをこの時代に送り込んだ。
全てをリセットし、奴らの言う正しきKの世界に戻すために…
俺は志願し、戦闘で傷ついたボディからデータをこのボディに写し、この時代へやって来た。
お前たちをよく知る俺が志願した方が最善だからな。
そうそうミス・ランg……もといラン(仮)から伝言を預かっている。

『過去のパパ、ママ。私を産んで下さい……とは言いません。悔いのない現在(いま)を生きて下さいね』

だそうだ。


132 :ターミストーF・前編5/7:2011/03/13(日) 21:47:22.85 ID:FRgSZMrE

【戻っていんでぃくす☆】

剣司「何だか頭がこんがりそうっす…」
ジョシュア「聞きたいことが沢山あって困りますよ」
イスペイル様「ではまず私からな。ターミストー、お前が何故ルージの格好をしている?」
ターミストー「ターミストーのモデルがルージ・ファミロンだからだ。因みに作ったのは未来のジョシュア・ラングレン
ザイリン「うむ。ジョシュア君GJ!」←ルージで嬉しい
ノーザ「……何でルージなんだよ、このKY」←ダイヤが良かった
翔子「フヒヒン…一騎君なら二人並べてWおいなりさんが可能なのにぃ…」←当然一騎が(ry)
ジョシュア「あの…今の僕に言われても…」

サスページ「次に僕ですサスページです、穏健派と過激派とありましたが?」
ターミストー「未来の世界…正しくは俺のいた世界では二つの派閥に別れて争っていた」
祐未「それが過激派と穏健派ね。具体的にはどう違うのかしら」
ターミストー「そうだな…過去にもターミストーがお前たちを襲撃したことがあったな」
カロッサ「おう」
ターミストー「あれは過激派の仕業だ。本来あるべき歴史に戻す…例え人命を奪ってもというのが奴らの主張だ」
咲良「剣呑極まりないわね!」
サスページ「なるほど。それに反対するのが穏健派、多分歴史への干渉を抑えてあるがままにという所でしょうか」
ターミストー「正解だ。例外はあるがな」

剣司「んじゃ俺も。今まで襲われたのはジョシュアさんにレベッカさんすよ。今回なんでザイリンさんが?」
ルゥ「そうそう、確か…特異点だっけ。だから二人をってのが原因だった気がするけど」
ターミストー「ああ。だが奴らは更に原因を掘り進めある結論を出した」
イスペイル様「結論か?………まさか!?」
ターミストー「イスペイルの予想通りだ。特異点を特異点たらしめている存在……」
プロ子「翔子を始めとする街の人間を変態にし、ジョシュアをただのKYから特異点に変えた」
ジョシュア「あの…ただのKY…って」
ノーザ「黙ってろって。つまりはザイリン酸の大元たる、うっかり中将の抹殺かよ」
ターミストー「……驚いたな。僅かな情報からそこまで真相に辿り着くとは」
ザイリン「要するに私が罪な男だということか。いやあ辛いな♪」キリリ
サスページ「ボケてる場合じゃありませんてば。命を狙われてるのはザイリンなんですから」
ザイリン「…それもそうだった」ガーン


133 :ターミストーF・前編6/7:2011/03/13(日) 21:52:05.20 ID:FRgSZMrE

イスペイル様「最後に重要な点だ。今度のターミストーはどんな特徴があるんだ?」ワクワク
ジョシュア「…イスペイルさん。こんな時にまで興奮しないで下さいよ」ジロッ
イスペイル様「て、敵を知らなくては勝てる相手にも勝てんだろ!」ギクッ
ターミストー「…正直に言って最悪だろう」
サスページ「最悪?」
ターミストー「ああ。奴は過去のお前たちの行動パターンを熟知し、最良の行動を予測する」
ジョシュア「今までと変わらないんじゃ?」
ターミストー「いや……得たデータを自己学習・自己分析・自己学習する最新の人工頭脳だ」
プロ子「オホ…まさにデビ○ガン○ムみたいですわねん(・∀・;)」
ターミストー「加えて戦闘能力は俺の2倍、加えてクリシュナハートを装備している」
ノーザ「最初のターミストーでさえザイノーザでやっとこさ傷付けた相手だかんな…」
翔子「フヒ…シン君やミストさんに頼らないと無理なんじゃあ」
ザイリン「いや部外者を巻き込むのはマズいな。大丈夫さ!私の迸るルージ君への愛があれば決して負け…イタタ」
イスペイル様「お前な…腹に大穴開けて死にかけてたんだぞ。ネタスレ補正がなければ死んでいたんだからな、大人しくしてろよ」
ザイリン「は、はーい…」ズキズキ


【いんでぃくす☆前】

ジョシュア「僕です(ry)そんな訳で店の前を警備中です!」
ヴァン「…あの変態をギタギタにするくらいだ、お前は中にいとけ」
レイ兄さん「なあジョッシュ。今回は正直相手が悪い、こいつの言う通りにしておけ」
ジョシュア「駄目です!そんなことを言ったら兄さんやヴァンさんも同じですよ!?」
レイ兄さん「いや俺たちは…」
ジョシュア「決めたんですから。僕も外の警備をしますからね!」ズンズン

レイ兄さん「ふぅ……」
ヴァン「あいつの強情な一面が出たな。言い方がマズかったんじゃねーのかよ」
レイ兄さん「……ああ。最近懐いてたから、つい昔の説教口調で喋ってしまったな」
ヴァン「……あの変態もそうだが。お前の命と弟はてめえが守れ」
レイ兄さん「言われずとも、な」

シン「マユやステラにいいところを見せるチャンスだからさ、張り切って警備するさ」
セイジュウロウ「……敵の実力を見誤るな。死んでは馬鹿にもなれん」
シン「へへっ。分かってますよ。俺だってこれからもステラやマユにハァハァしたいですから」ハァハァ
セイジュウロウ「………馬鹿シスコンめ」


134 :ターミストーF・前編7/7:2011/03/13(日) 21:57:59.93 ID:FRgSZMrE

【ザイリンの部屋】

ザイリン「なあターミストー。…君に名前はあるのかね?」
ターミストー「ない、製造番号ならあるが」
ザイリン「そうか………ターミストーとはいえ、ルージ君の顔ではそうも呼び辛い。
    第一私を襲ったターミストーと混同するスレ住人もいるかもしれないしな」
ターミストー「何の話をしてるんだ」
ヌッ
翔子「フヒヒッwならザイリンさんが名前を付けてみたらいいんじゃ?」
ノーザ「だな。うっかり中将のネーミングセンスを拝見といこうか」
ザイリン「ふむ…ルージ君であってルージ君ではないからな。似て非なるルージ君…略してニルージ君でどうかね?」
ヒュル~…
翔子「フワーヒヒィ…ネーミングセンス0ですねぇ」
ノーザ「最低だな…」
ザイリン「なにもそこまで言わなくとも(涙)」

ピー…ピーピーピッ
ニルージ「…本機体名を『ニルージ』と設定。以後ニルージと称する」
翔子「えー、もう決めちゃったんですかぁ」
ノーザ「どうせなら『ダイヤ★ラブ☆ノーザ』にしとけば良いのによ」
ザイリン「ノーザ、君のセンスも最低だぞ」
ニルージ「可笑しな連中ばかりだな、ここの人間は」

ガチャ
ジョシュア「僕ですジョシュアですよ。皆さん、下に夕食を用意しましたからどうぞ」
ノーザ「お、もうそんな時間かよ」
翔子「フーヒーまずは腹ごしらえからですねぇ」
ザイリン「なら行くとしよう……ん?」
ジョシュア「(ニヤ)」
ニルージ「危ないっ!」

チュドーン!!


173 :ターミストーF後編・1:2011/03/26(土) 22:33:45.82 ID:zkgh97mc

チュドーン!……モワモワモワ…

ザイリン「わ、わ、わ…ジョ、ジョシュア君がいきなり発砲を!?」
ジョシュア「ちっ、外しましたか。相変わらず運のいい人ですね」
ノーザ「て、てめえ……さてはターミストーかよ!?」
ジョシュア「いかにも。最新型の僕には完全変装機能もあるんです。
      にしても…今の至近距離からの砲撃をよく避けましたね」
ザイリン「……簡単さ。君の語尾が『僕ですよ』だったからさ、本物なら『僕です!』と言い切るからね」
ジョシュア「なるほど…やはり人間、いや変態の野生は侮れない。でも、これでチェックメイトですよ」
ノーザ「なにぃ?」

ピー…ガシャ…
ニルージ(顔面半壊)「…す、済ま…ゆ、油だ……行動……低下…」ガチャン
翔子「フヒャーッ!?ル、ルージ君の顔でそれはグロいですよぉ!」
ノーザ「そんなこと言ってる場合かよ!」
ダダダッ バタン
ヴァン「おう、ジョシュアが下で気絶してたから来てみたら」
レイ兄さん「案の定か。…ターミストーを連れて逃げろ」
ザイリン「わ、分かった!済まんが頼む!肩を貸せニルージ君!!」
ニルージ(半壊)「……理解…不能……壊れた…兵器……運ぶ……」
ザイリン「馬鹿者!君は確かに機械の体かもしれん……だが私の命の恩人だろう!」
ノーザ「ぐずぐず言ってないで行くぜ!」ヒョイッ

ダダダッ
ジョシュア「……あなたたちも分からない人ですね。他人………ましてや機械をそこまで庇う必要もないでしょう」
レイ兄さん「……黙れ。ジョッシュの顔でそんな台詞を口にするな」シュッ
ヴァン「…腹立ったぜ」チャキン
ジョシュア「おやおや。やはり人間とは理解不可能な生物ですよ」
レイ兄さん『正直………時間稼ぎ位か。後は』
ヴァン『あの変態たちの底力任せかよ…』


174 :ターミストーF後編・2:2011/03/26(土) 22:37:04.68 ID:zkgh97mc

【いんでぃくす☆】

ズザズザザ
イスペイル様「こら!!店内を走る……タ、ターミストーが!?」
ザイリン「イスペイル!詳しくはアーダコーダ」
ノーザ「カクカクシカジカなんだよ!」
イスペイル様「…………お前たちは地下へ行け。そこなら多少暴れても大丈夫なはずだ」
翔子「フヒッ!暴れても…って倒せなきゃやられるだけですよぉ!」
イスペイル様「…………ジョシュアに内緒で作っている超バイオ粒子砲がある。それなら何とか倒せるかもしれん!」
ザイリン「さすがイスペイルだな!!
    ………待て。作っている?」
翔子「フヒーッ?それにはずというのは?」
イスペイル様「完成65%の代物だ。まだ組みあがってもいない」
ザイリン「ちなみに……使えるまでどの位かかるんだ?」
イスペイル様「…………最短で深夜だ」
ノーザ「深夜なんてうっかり中将が殺されて葬式の真っ最中じゃあねえかよ!?」
翔子「フーヒッ!役にたちませんよぉ!」
イスペイル様「仕方ないだろう!私が三人いれば一時間で組めるが、私の体は一つだけだ!」
ザイリン「そんな無理な事を………あ!?こ、こんな時こそあれだ!!」ヒソヒソ


【イスペイル様研究室】

イスペイル様「…………まさかこんな時までヘンタイドライバーが役に立つとはな」セッセッセッ
イスペイル様(ノーザ)「感想言ってないでとっとと始めるぞ」サッサッサ
イスペイル様(翔子)「ザイリンさんのピンチは私たちのピンチですよぉ」チャカチャカ

ザイリン『オカンイスペイルが三人なんて…奇妙な光景だ…』



175 :ターミストーF後編・3:2011/03/26(土) 22:41:57.65 ID:zkgh97mc

【地下格納庫】

ザイリン「地下格納庫に着いたぞ!
    …とはいえレイ兄さんとヴァン君なら、あのターミストーを」
シュイン
妙齢の女性「あら?それは無理な相談よ」
ザイリン「え!?だ、誰だね君は?」
妙齢の女性「あらあら。少し前に死にかけたのをもう忘れるなんて」
ザイリン「も、もしや……私を狙ったターミストー!?」ガビーン
ターミストー「そう。苦戦したから、ちょっとあのタキシード男の心の奥底に眠る記憶の女性に変身させて貰ったけど」
ザイリン「(ヒクッ)何…だと…」
ターミストー「私には相手の記憶を読み取り、その相手の記憶にいる……あらゆる人間の形態を取ることが可能なの」
ザイリン「…ということは……もしや!?」
ターミストー「さあ?随分と怒ってはいたわ」
ザイリン「…ヴァン君にとってその顔は決して忘れられない、そして大切な人のはずだ!
    それを踏みにじるとは人間かぁ!!」
ターミストー「人間じゃないわよ、ターミストーだもの。
      で怒りに燃えたあなたが私を破壊できるのかしら?」
ザイリン「ぐぬぬ…」

タタッ
ジョシュア「(略)ザイリンさん逃げて下さい!」
ノザ子「ノザ子たちが食い止めるから逃げてだよぉ!」
ザイリン「馬鹿な!君たちがいたと………
    いや…ジョシュア君にノザ子君…(ピキューン☆)
    一か八かだぁ!うなれ我がルージきゅんへの愛…燃えよ我が変態魂!今一度の奇跡を起こせぇーっ!!」ズモモモ
ターミストー「なに……この振動は?」
ザイリン「ジョシュア君にノザ子君!済まんが君たちの力を借りるよ!」
ジョシュア「え?わっ!か、体が…」ズルッ
ノザ子「ザ、ザイリンさんに吸い寄せられちゃうよぉーっ!」フワリ

創☆変☆態☆

シュピーン

ターミストー「な、何なのよ…一体…
       確かザイリン・ド・ザルツはノーザと羽佐間翔子と創変合体し、伝説の変態ノザイショーになるとはインプットされているけど…」
ノザイショー?「残念ながらノザイショーではないな。
       しかしノーザの半身たるノザ子君に、オカン化したkyジョシュア君ならザイリンと合体できると思った。
       名付けて『創変態ノザイジョー』!!」キリッ
ターミストー「要はノザイショーの紛い物ね、とっとと始末してあげる」
ノザイジョー「私の怒りを甘く見るなぁー!」


176 :ターミストーF後編・4:2011/03/26(土) 22:46:18.14 ID:zkgh97mc

【イスペイル様研究室】

デデーン
イスペイル様「さすが天才科学者の私だ……あの超バイオ粒子砲を45分で組み上げるとは」ジーン
ノーザ「余韻に浸ってる場合じゃねえだろ!」
翔子「さっさとこの超バイオ粒子砲でターミストーを倒しますよぉ!」
イスペイル様「わ、分かってるさ…(といっておかないと話が長くなるからな…)」
ガチャ
ニルージ(応急処置)「…済まん、俺まで修理して貰うとは」
イスペイル様「あんまり無理をするなよ。なにせ応急処置だからな」
ニルージ「それよりザイリンが心配だ。一刻も早く向かわなければ」


【地下格納庫】

ドカーン!

ターミストー「…散々と手間をとらせて貰ったけどさ。そろそろ終わりなんじゃないかな」
ノザイジョー「はぁはぁはぁ……さすがに限界が近い…」
ターミストー「食らえ!マドラーシュートっ!」ドコォ
ノザイジョー「ぐわぁーーっ!!」

シュピン
ザイリン「く…そ、創変態モードが…」
ノザ子「ノザ子……も、もう…らめぇ…」バタ
ジョシュア「ぼ、僕です…す、すみません……」バタン
ターミストー「余計な人殺しはしなくて済んだみたいだね、ではザイリン・ド・ザルツ…」シュッ
ザイリン「わ、私は…ここまでか…」

ダダダッ

ノーザ「無事かうっかり中将!」
翔子「フヒーッ!お待たせしましたよぉ!」
ターミストー「変態三人が揃うと厄介か。ならば今のうちに」
ヌッ
ニルージ「そうはさせん」ガッ
ターミストー「な…は、離せよ旧型!」ブンブン
ザイリン「ニ、ニルージ君!!逃げるんだ!」
ニルージ「今だザイリン!創変合体☆ノザイショーなら超バイオ粒子砲を使って奴を倒せる!」
ノーザ「ば、馬鹿野郎!そんなことをしたらお前まで巻き込んじまう!」
翔子「フヒーッ!」
ニルージ「早くしろ!長くは抑えられん!」
ターミストー「は、離せえぇぇ!!」ゴキゴキッ
翔子「フヒ!?ニルージ君の関節がぁ!?」
ノーザ「やるしか………ねえのか……」
ザイリン「………………行くぞ!」

創☆変☆合☆体☆

ノザイショー「食らえターミストー…愛と怒りと悲しみのぉ!!超バイオぉーっ!!」
ターミストー「な………い、いやだぁぁあ!!」
ノザイショー「粒子砲…発射ぁぁあーっ!!!」ドコーーン!!


177 :ターミストーF後編・5:2011/03/26(土) 22:50:31.68 ID:zkgh97mc

【格納庫】

シュワワワワ…

ニルージ(半壊)「な……まだ…稼働…可能…?」
ターミストー「(ピー)……は、破損……98%……が…任務継…k…」
ノザイショー「ギリギリ間に合ったな。ニルージ君を壊さずに済んだ」
ターミストー「……意味不明……機械ごと…」
ノザイショー「今のターミストーなら私でも倒せるさ!覚悟!」グワシッ
ターミストー「任務継続…任務継続…けいぞ……け……ぞ」

チュドーン

ノザイショー「…………終わったな」


ザイリン「これで未来からの刺客に怯えることはなくなったのか」
イスペイル様「最後のターミストーだからな。ザイリンが襲われることもあるまい」
ノーザ「なら一件落着というこった」ヤレヤレ
翔子「フヒヒッwもはや変態ザイリンさんに恐れるものなしですよぉ」
ニルージ「まだだ」
ザイリン「え?」
ニルージ「ターミストーは一体残っている」
イスペイル様「最後の機体だとお前が……………ま、まさか!?」
ニルージ「ああ」


【イスペイル様研究室】

ザイリン「駄目だ駄目だ駄目だ!!どうして私の恩人たる君が消えなければならない!?」
ニルージ「俺がこの時代にいることが既に間違いなんだ」
ノーザ「でもよ!」
ニルージ「コンピューターウィルスやバグによってお前たちを襲う可能性だってゼロではない」
翔子「フヒャァ!?それはその時ですよぉ!」
ザイリン「そうだ!友人をみすみす死なすなど…私にはできん!」
ニルージ「……イスペイル、話してくれ」
イスペイル様「…………ニルージの稼働時間のリミットが近い」
ノーザ「リミット?」
ニルージ「ああ。もってあと数時間だ」
翔子「フヒー!?」
イスペイル様「残念ながらエネルギーを解析するまでには至らなかった」
ザイリン「し、しかし…だからと言ってニルージ君を破壊など!?」
ニルージ「停止した俺の体が残れば俺を解析し悪用する輩が現れかねん」
イスペイル様「……本人たっての希望だ。許してやれ」
ザイリン「………」


178 :ターミストーF後編・〆:2011/03/26(土) 22:55:02.82 ID:zkgh97mc

【地下・溶鉱炉部屋】

グツグツグツ…
翔子「フヒフヒヒッ……地下にこんな部屋があったんですかぁ」
イスペイル様「合金を加工する時に使ってたんだが……こんな形で使うとは皮肉な話だ」
ニルージ「さぁザイリン…俺を沈めてくれ」
ザイリン「……………」
ノーザ「……ザイリン。ニルージの願いだ、聞いてやれ」
ザイリン(´;ω;)コクン

ゴゴゴゴ

ニルージ「俺は…作られた俺自身に意味があるのか今まで分からなかった」
ザイリン「……」
ニルージ「だが……この時代に来てお前たちと出会い、触れ合ったお陰で理解できた」
ノーザ「なぁ……ニルージ。今のお前は紛れもない、俺の立派な戦友だ」
翔子「私のお友達ですよぉ!」
ニルージ「…その言葉を感謝する。…ザイリン、命を粗末にするなよ」
ザイリン「……うん」
ニルージ「さらばだ……我が友ザイリン」

ジューッ…

ザイリン「ニぃルぅぅぅージくぅーーーん!!」
ニルージ「………」b

ジューッ……ブスブスブス…

ザイリン「うわぁぁぁぁぁぁあーーーっ!!!」


【いんでぃくす☆】

ジョシュア「……なんともやりきれないです」
剣司「ザイリンさんも落ち込んでるっす…」
サスページ「僕たちに出来るのは今のザイリンをそっとしておく位しか」
バタン
ザイリン「いつまでも悲しんでいてはニルージ君に笑われてしまう!
    今日こそルージ君に思いを遂げるぞ!」
ノーザ「おう、その意気だぜうっかり中将!」
翔子「フヒヒッwではルージ君をお迎えする準備ですねぇw」
ザイリン「準備など不要だよ!いつでも私は24時間年中無休でルージ君をまっているさ!」

ジョシュア「僕(略)ザイリンさんが立ち直ってます!?」
咲良「心配するだけ損した気分ね…」
ノザ子「でもザイリンさんらしくて、ノザ子安心したよぉ」


ザイリン『ニルージ君…君に救って貰ったこの命…大切に悔いのないよう生きてみせる。
    そして君が生まれ変わっても…君は私の大切な友人だよ』


               ー終話ー

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最終更新:2011年04月05日 03:29