※このページは未完成です。誤った文法解釈があった場合、自分は知っているのに書かれていない文法がある場合は追記をお願いします。


+とても雑なセラフェノ基本文法!
セラフェノの文章の並びは基本的に

「主語(誰が)+動詞(どうする)+目的語(なにを)」

例:「YeR be(わたしは) orator(讃える) Lom nehhe(貴方の名前)」
         彼方の名前を讃えます

なのでつまり……
[名詞]+[動詞]+[名詞]
の順番で並べておけばとりあえず文章になる!
まずはこれで紡いでみよう!


以下真面目な解説


セラフェノ音語の文法

 セラフェノ音語・セラフェノ真言の文法は基本的に英語とほぼ同じものと考えてよい。
 ここでは英語の文法基準を参考にしつつ解読していくものとする。
 音語と真言とでは文法が大きく異なるため、それぞれについて別々に記述していく。
 なお、ここでは中学生程度の英語に関する知識はあるものとして記述しているので、そこは了承いただきたい。

主語(音語)

 文法の中心ともいえる主語について。
 英語では主語は「一人称(私・私たち)」「二人称(あなた・あなたたち)」「三人称(それ以外)」と区別するが、セラフェノ音語でも同様である。
 一人称すなわち「私」はyer、二人称すなわち「あなた」はlorを用いる。
 三人称は英語と同様基本的に名詞そのものが用いられるが、特に「それ」「そこ」を表す単語としてhirが用いられる。
 英語のtheに相当するjesだけで「それ」と訳することもある。

 注意点として、英語と異なりIとweのような単数・複数による主語の変形は行われない。
 つまり「私たち」でもyerを、「あなたたち」でもlorが使われるということである。

主語(真言)

 一人称はSew、二人称はEまたはEzが用いられる。Eの方が用法としては多い。
 三人称に関しては少々複雑で、これに関してのみ単数・複数で主語の形が変形する。
 「それ」という三人称単数形はUhwまたはUhzを用いる。
 人物を指して「彼」「彼女」と単数形を表す場合はUhwを用いる。
 人物以外を指して「それ」と単数形を表す場合はUhzを用いる。
 人物を指して「彼ら」「彼女ら」と複数形を表す場合はAhaを用いる。
 人物以外を指して「それら」と複数形を表す場合はAhwを用いる。
 使い分けに注意されたい。

 ちなみに英語では主語の形に応じて動詞の形も変わる(『三単現のs』など)が、セラフェノ音語・真言ではそういったことはない。

be動詞(音語)

 be動詞とは英語における"is"・"am"・"are"のことであるが、セラフェノにおいて同様の働きをする単語についても以下でbe動詞と呼称する。
 セラフェノ音語では「~である」「~にある」を意味するbe動詞はbestiもしくはqusiを用いる。
 この二語の使い分けについては、主語が一人称または二人称の場合besti、三人称の場合qusiを用いる。

  • 例:三人称be動詞(音語)
    jes kless qusi medolia lef cirkus, medolia lef zarabel
     その旋律は 心の奏(ゆらぎ) 涙の音色(おどり)

  jes:「その」(冠詞、英語でいうthe)
  kless:「旋律」
  medolia:「音色」
  lef:「~の~」(英語でいうof)
  cirkus:「心」
  zarabel:「涙」

 直訳すれば「その旋律は心の音色、涙の音色である」という文になる。
 この文の主語はjes klessであり、「AがBである」という意味を表すためにbe動詞が使われている。
 使われるbe動詞の形は主語が三人称であることからqusiとなる。

be動詞(真言)

 セラフェノ真言におけるbe動詞にあたる動詞はnesもしくはkisを用いる。
 主語が二人称の場合にnes、三人称の場合にkisを用いるが、一人称の場合は定かでない。
 音語の例からすると、一人称の場合でもnesを用いるのではないかと考えられる。

  • 例:二人称be動詞(真言)
    E nes elah feo vilis Selah pheno tes Selah solit
     セラの愛(名)と孤独とを知る者よ

  E:「あなたが」(二人称主格代名詞)
  elah:「者」
  feo:関係代名詞(英語のwhich)
  vilis:「知る」
  Selah:「セラ(の)」
  pheno:「名前」
  tes:「~と~」(英語でいうand)
  solit:「孤独」

 直訳すれば「あなたはセラの名前とセラの孤独を知る者である」という文になる。
 この文の主語はEであるため、be動詞は二人称にあたるnesが使われる。

肯定文

 セラフェノ音語・真言の肯定文は英語と同じ形で書ける。
 すなわち、「SVC」「SVO」「SVOC」「SVOO」など、主語・動詞・目的語・補語・修飾語で表される形になる。
 (S:主語 V:動詞 O:目的語 C:補語)

  • 例:SVOのセラフェノ音語
    Isa yer she riena xeoi pel
     夜色の鈴を鳴らせましょう

  Isa:「さあ」(呼びかけの感動詞)
  yer:「私が」(一人称主格代名詞)
  she:「~します」(意思の助動詞、英語でいうwill)
  rien:「鳴る」
  xeoi:「夜の」「夜色の」
  pel:「鈴」

 この文はSVO構文であるが、主語が略されている。
 直訳すれば「さあ、私が夜色の鈴を鳴らしましょう」となるが、日本語訳には「私」が含まれていない。
 日本語訳されたときに主語が抜けることが多いので注意されたい。
 主語はyer 動詞はshe riena 目的語はxeoi pelとなる。

否定文

 作中でも書かれたが、文中で動詞の直前にnecktあるいはhecktを挟むことで否定の意味を表す文になる。
 neckthecktの使い分けとしては、necktは主に音語の文、hecktは主に真言の文で使われることが多い。

  • 例:necktを用いた否定文
    Lears neckt ele ravience Shadir
     何処にもいない 至小夜(ちいさなあなた)

  lears:「あなた」
  neckt:「~でない」(否定語)
  ele:「存在する」
  ravience:「最も~」(最上級を表す語)
  shadir:「夜」

 多少わかりにくいが、直訳すると「あなたはいない、最も夜と近い人」といったところ。
 英語と同様、動詞の直前に否定のnecktが挿入されることで否定文になっている。

疑問文

 讃来歌に疑問文はほとんど出てこないため分かりにくいが、文頭にdeusを挿入する事で疑問文になる。
 英語でいう疑問詞の役割を果たすが、英語は疑問詞にいくつか種類があるのに対しdeusはそれだけで全ての疑問の意味を表す。
 (deusはwhat/when/which/who/where/Howの全ての意味を兼ねる)

  • 例:deusを用いた疑問文
    Deus Arma?
     なぜ牙を剥く?

  deus:疑問詞
  arma:「牙を剥く」

 非常に簡潔な例。
 ちなみにこの例は讃来歌ではないが、セラフェノ音語を用いた文であるため掲載した。

命令文

 「~しなさい」という命令形の文を作る場合には、動詞の前にOまたはDeを挿入する。
 文が音語を用いた文ならばOを、真言を用いた文ならばDeと使い分ける。
 ただし、文中では虹色名詠の真言に限りDeの代わりにTeを用いて命令形の文を作っており、
 空白名詠の真言ではOを用いている。

  • 例:Oを用いた命令文
    O univa sm thes hypne
     微睡(ゆりかご)の中へお帰りなさい

  O:命令を表す助動詞
  univa:「帰る」
  sm:「~へ」(前置詞、英語でいうtoやinなどの複数の意味を兼ねる)
  thes:冠詞(英語でいうaに相当?)
  hypne:「微睡」

 動詞のunivaの前に命令を表す接頭語のOが付属して疑問文になっている。

  • 例:{De]を用いた命令文
    Ao/ De Orbie Clar, nemne Ses colin hypne
     ああ、約束の歌よ わたしに安らかな眠りを与えて

  Ao/:「ああ」
  De:命令を表す助動詞
  orbie:「約束の」
  clar:「歌」
  nemne:「与える」
  Ses:「私に」(一人称目的格代名詞)
  colin:「安らかな」
  hypne:眠り

 「De 名詞 動詞」の形の命令形。
 このように間に名詞を挟んで命令形の文を作ると、命令を与える対象がはっきりしていることを示すことができる(一種の使役)。

受動態

 受動態、言い換えれば受身の文を作る際には動詞の直前にdaまたはr-を挿入する。
 音語ならばdaを、真言ならばr-を使い、命令形と違い間に名詞を入れることはできない。

  • 例:受動態(音語)
    Isa da boema foton doremren
     さあ 生まれ落ちた子よ

  da:受身を表す助動詞
  boema:「生まれる」
  foton:「落ちる」
  doremren:「子」

 受身を表すdaを使い、直後の動詞boemaを受身の形にしている。

  • 例:受動態(真言)
    Ec pheno r-isel noi elenis kamyu, nefit Uhz yulis
     心の記憶 書き記したあなたの名前 たとえ消えてしまっても

  Ec:「あなたの」(二人称所有格代名詞)
  pheno:「名前」
  r-:受身の助動詞
  isel:「書き記す」
  noi:「~の中に」(英語のin)
  elenis:「心の」
  kamyu:「記憶」
  nefit:「たとえ~しても」
  Uhz:「それが」(人物以外を表す三人称主格代名詞)
  yulis:「消える」

 直訳すると「あなたの名前が心の記憶の中に書き記されている、たとえそれが消えても」となる。
 ちなみにr-と動詞の間に半角スペースは入れない。

単語の接続

 形容詞・動詞などを繋げて書く場合、その間に-l--c--Ye-などを挿入する。
 音語・真言で形容詞を繋ぐ場合は-l-、音語で動詞を繋ぐ場合は-c-、真言で動詞を繋ぐ場合は-Ye-を使う。
 名詞を接続する場合はende(音語)やtes(真言)、-di-(真言)などを使う。

  • 例:形容詞の接続(音語)
    lor besti redi ende kele-l-lovier
     紅く 鋭く 美しい

  lor:「あなた」(二人称代名詞)
  redi:「紅い」
  ende:「そして」(英語でいうand)
  kele:「鋭い」
  lovier:「美しい」

 ここではkelelovier-l-で接続されている。

  • 例:動詞の接続(真言)
    Te shamis pel cela-Ye-soa
     煌めく鈴よ 祝して響け

  Te:命令の助動詞(虹色名詠のみ)
  shamis:「煌めく」(おそらくshanisのスペルミス)
  pel:「鈴」
  cela:「祝福する」
  soa:「響く」

 celasoa-Ye-で接続されている。

 英語でいう「I - my - me」「you - your - you」「it - its - it」のそれぞれのことを主格、所有格、目的格という。
 主格は基本的に文の主語としてしか使われず、「~は」「~が」と訳される。
 所有格は「~の」と訳され、名詞の直前に置かれて所有を表す。
 目的格は前置詞の後に置かれたり目的語として使用され、「~に」「~のこと」と訳される。主格、所有格以外であればこれ。
 セラフェノ音語・真言においてもこの文法規則は存在するが、かなり複雑。
 本文の中に書かれていないものもあるので、そこは空白にしている。
 また、音語では語頭が大文字になったり小文字になったりすることがあるがその規則は不明。追記求む。

  • 音語
  一人称 二人称 三人称
主格 yer(years/wer) lor(lears) hir
所有格 yem(wem) lom  
目的格 yeo(yem) loo hio

  • 真言
  一人称 二人称 三人称
主格 Sew E(Ez) Uhw/Uhz/Aha/Ahw
所有格 Sec Ec  
目的格 Ses Eo/Es(Eeo)  
最終更新:2019年02月19日 03:01