| ROM名 |
Zelda - The Legend of Link |
| Hack元 |
Nes |
| アクション難易度 |
■■■■■■■□□□ 7 |
| 謎解き難易度 |
■■■■■□□□□□ 5 |
| ボリューム |
■■■■■□□□□□ 5 |
| 個人的評価 |
72/100 |
| 寸評 |
容量に対するクオリティの高さ 原作Hackによる制約感は否めない |
概要
この作品はNes(ファミコン版)ゼルダのHackRomである。
例によって入手・導入方法は割愛。
ベースは初代ゼルダの伝説であるが、SFC版のペガサスの靴といった様々な追加要素を加え、
2Mバイトというギリギリの容量で限界まで追求した内容になっている。
(ちなみに本来ファミコンカセットの最大容量は1Mバイト)
ゲーム内容は初代よろしくNes-styleで8トライフォースダンジョン+2ダンジョン。
マップは裏表のフィールド要素があり8*16マップが2枚。
評価点
とにかく凝っているの一言。
新アイテムや途中セーブ、3アイテム制などのシステム面での工夫も多いが、
ミニゲームにわざわざ多重スクロールを用意するなどグラフィックの凝り方も異常なレベル。
オープニングではなんと3Dゼルダのアニメーションまで作られていてとてもファミコンとは思えない動きをする。
本家初代と違い、アイテム入手によって行ける場所が増えていくので新しい場所を探すワクワク感がある。
ダンジョンを探す必要もありフィールド上での作業ボリュームがある。
難点
本作ではSFC版のように3ダンジョンクリアした時点でボスダンジョン→裏の世界へといった流れなのだが、
ボスダンジョンが本家9面をほぼ丸々利用しているためハートが7つ程度しかないのに赤青ウィズローブ、ラモネーラ、パタラ(一応弱体化はされているが)などの敵配置で明らかに難易度がマッチしていない。
ゲーム全体がチャレンジ仕様なのかと言えばそうではなく、むしろダンジョンは初代表面準拠の上に敵の配置が少なく相当ぬるい部類なので余計にチグハグに感じる。
一番イライラするのは落とし穴の判定。ちょっとでも穴のマスに入ると逆方向にキーを入れても問答無用で吸い込まれる。
判定が異常にシビアで、羽根ジャンプで飛び越える場所や周りが穴の狭い通路などは急に難易度が跳ね上がり無駄に苦痛。
また全ダンジョンでロウソクで火をつけて進む必要があるのだが、青いロウソクではBを押しっぱなしにしないと明かりが灯らず、とてもやりにくい。赤いロウソクは1度使えば常に明るいままになるのだが、何故か階段を使うとリセットされてしまうので再度使用しなければならない。その間に敵に襲われる可能性も高く理不尽。
フィールドの作りがイマイチ出来が悪く、一本道の箇所が多い割に進んでも何もなかったりといったことが多い。
また配置も不自然な物が多く箱庭感が強い。
ダンジョンは完全に初代表面のマップの使い回しなので、初代を知っていればほぼほぼ詰まることもなく進めてしまう点も残念。
総評
そもそもZCと比べてしまう事自体が間違っているのだが、残念ながらゲームの完成度が高いとは言えない。
どうしても「ファミコンの改造品としてはとても頑張っている」という評価になってしまう。
もし開発にマップデザインやゲームバランスを調整できる人間がいたら素晴らしいものが出来たのかもしれないが。
最終更新:2018年11月09日 09:06