Hitodama

クエスト名 Hitodama
バージョン 2.50
製作者 Aevin
アクション難易度 ■■■■■■□□□□ 6
謎解き難易度 ■■■■■□□□□□ 5
ボリューム ■■■■■■■□□□ 7
個人的評価 84/100
寸評 ゼルダとは一線を画する変わり種

概要
本作はゼルダとはかなり毛色の異なるアクション性となっている。
ダンジョン・フィールドという概念はなく、全てのエリアが一つに繋がっている所謂Metroidvania形式で、アイテムを入手しそれを駆使して先へ進んでいく。
壁を壊して隠し通路や隠しアイテムなどを見つけてパワーアップしていくといった仕様も独特で、
効果音からもわかるようにどちらかと言うとドラゴンスレイヤーシリーズのようなファルコム系のゲーム性に寄せていると思われる。

評価点
  • ZCの中で新しいゲーム性
ゼルダの仕様でメトロイド形式のようなクエストは過去にたくさんあったが、こちらは仕様から一新して全く違うものを作り上げている。
システムの枠を超えた新鮮さは評価できる。

  • マップ・アイテムデザインが秀逸
マップタイルや敵はほぼ新規のオリジナルデザインで非常に凝っている。
マップは各エリアごとにコンセプトがあり、敵や仕掛けが多彩で飽きない。
アイテムも敵や場所によっては効果的だったりと使い分けが必要で単調さをうまく解消している。

  • 探索要素が豊富
基本的にやることは新しい武器とコイン集めで、コインは壁の中に隠されていることが多く、自力で探すのだが、闇雲に探さなくてはならない訳ではなく、壁の色などのヒントが有り探していて楽しい。

難点
  • アクション性はやや乏しい
最初に貰える武器以外はマジックメーターを消費するので、無闇に使うことが出来ない。
そのため基本は初期アイテムで敵を倒すことになり少し単調。
また一般のZCでの仕様では敵に正面から攻撃を与えると後退するが、本作ではほとんどの敵がダメージを食らってもそのまま動くので体当たり的にダメージを奪われやすく攻略性に欠ける。

  • 移動が不便
メトロイド形式にも関わらずワープ地点などがないため、マップの端から端まで移動する場合も全て順路通りに通らなくてはならない。マップ全体で見ればそれなりに広く、エリアによってはスイッチの切り替えなども必要になったりとかなり面倒。

総評
初見だとシステムやデザインのイメージに戸惑うかもしれないが、
一般のゼルダテイストのクエストとはまた違った面白さでコンセプト的に成功していると言える。

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最終更新:2018年11月16日 15:31