【作品名】セイントデビルー聖魔伝ー
【ジャンル】漫画
【備考】石川賢・辻真先による作品。神と悪魔による永劫の戦いを描いたもの。
デビューしてから5年程度のかなり初期の作品だがすでに虚無る感じがでてる。
【共通設定】
1、不可知
2、時空間移動可能
3、不老長寿
4、飛行可能・宇宙空間行動可能
5、時間無視行動
1、神や悪魔は人間などの普通の生物からは知覚することができない。
人間からその存在を知覚することはできないが逆からは可能である。
2、上級の神や悪魔になると過去、未来と自由に時間を移動できるとともに、
空間も捻じ曲げてあらゆる次元(聖なる世界や魔界、次元と次元の狭間など)を移動することや他の空間との連結も可能。
また、聖なる世界や魔界はそれを知っている者しか入ることができず、
ただ単に時空間移動できるだけではその空間に行くことはできない。
このときはタイムラグなしで移動することができる。
3、すべての神や悪魔は数千年・数万年単位で戦い続けており寿命というものは存在しない。
4、冒頭の叙述によると「ものみなうごかぬぜったいれいど、ふくれあがるのう”ぁのがす」などすべての場所が戦場となっている。
そのときの挿絵も含めて宇宙空間のことを言っていると思われる。
またこの記述を無視しても宇宙空間と思われる場所で行動している描写がたびたびある。
5作中では、
「時はいつか誰も知らない、えいえんの闘争とわの戦い、すべてが争いの場とかした」
「人間の感知しえない時間軸の外を決戦の舞台として~彼らの体内では確実に時間が経過していた」
「人間の感覚しうる時間帯には我々はおらぬ」(場所としては駅のホームに普通に存在する)
「時間は連続するものではない、交流による電灯の点滅に気づかないようにあるサイクルのもとで非連続的性質を帯びている」
「彼らにとって”今”という言葉は意味が無いあらゆる時空域を踏み荒らして戦闘はいつ果てるのか」
という風に説明されている。
また神や悪魔はその非連続的な時間の狭間で行動することができる。
結婚式のケーキカットの最中に花嫁の天使が神と歩き回りながら会話しても周りの人間はまったく気づかない。
下級の悪魔が時間をさかのぼることを認識しながら戦闘可能。
中級の悪魔が時間停止でき、力の覚醒してないテレサが時間停止を無視した。
神と悪魔の全面戦争により人間界の時間が乱れた(局地的な時間逆行や過去に行方不明になった船が突然現れたなど)が神と悪魔は意に介さず戦闘を続行。
数千年前に戦闘していた自分たちをその場で見ながら会話。
【簡易テンプレ】不可知+時間無視行動+異次元監視+宇宙空間行動+時空間移動可能+寿命無限
核爆発のエネルギーそのもの+精神操作+小型獣無限召喚可能+その他女子高生並みの悪魔
【戦法】初手異次元移動→相手を監視・分析→相手によって有効な手段をとる。
直接攻撃orパイロット・クルー・内部構造を攻撃or精神操作で自滅させるor異次元追放or召喚獣で連続攻撃
【名前】テレサ
【属性】魔女
【大きさ】成人女性並み~数百mのエネルギー体~惑星並み?(ここではエネルギー体で参戦)
【攻撃力】存在するだけで周囲数百mのビル郡が解けていた。
窓ガラスの数を見る限り、高さ100m以上のビルが溶解して10mほどの高さにまでなっていた。
作中の他のコマと比較する限り核攻撃よりも強い熱量か。
人間時には槍みたいな物を持っていた。
【防御力】ユンクの吐き出した炎をそのまま自分のものとした。
また人間時に肩から腰まで剣でざっくり切られても行動可能。
【素早さ】巨大化したユンクと同等に戦闘できる程度。
人間時には後ろから来たホームランボールをまったく見ずに念動力でとめた。
リベット銃が3mほどの距離から打ち込まれたときそのまま180度方向転換させて相手に当てたことも。
【特殊能力】共通設定のうち時間移動以外は確認。
・異次元から干渉可能。作中ではやけどの手術の失敗した人間を元の姿に戻した。
・残像。悪魔のにおいを嗅ぎ分けられる天使を欺いた。ダメージフィードバックなし。
・雷。威力は成人男性並みの天使を焼き殺せるくらい。射程は数mほどか。
以下はテレサが人間界にいたときに使った能力。転生などはせず魔女になったため確実に現在もこの能力を使える。
魔力が上がっているので安定して強力に使用可能と思われる。
・アポーツ現象。リベット銃を180度方向転換させて自分に打ち込ませた。
・遠距離知覚。空間を繋げることによって遠方の様子を知ることができる。作中では日本からアメリカの様子を監視していた。
・集団催眠。自分から周囲1kmほどの同級生を操り超人的な強さを発揮させた。女子学生が車を持ち上げるなど。
・物質置換。作中では数百m以上先の本を斧に変えた。
・物質透過。任意で発動。壁抜けなどができる。また自分の投げた鉛筆がガラスをすり抜けて天使の額を貫いた。
・時間停止耐性。他者の止めた時の中でも自由に動くことができる。
・念動力。触れずに物を動かすことができる。作中ではビルの工事に使う鉄筋を動かし、
ぐにゃぐにゃに折り曲げた。射程は数十mか。
・念動力干渉。他者の念動力に干渉することができる。死体や鉄筋などを動かしていた堕天使や悪魔の念動力を打ち消した。
・細胞分解。他者の分子の結合を解いてバラバラにできる。射程は数mで発動時間は念じてすぐ。
・直接催眠。目を合わせただけでもある程度操ることができる。
・次元連結。時間の流れが異なる次元と繋げてその中で無限に増殖する獰猛なねずみとカラスを呼び寄せた。
数時間もせずに町を埋め尽くせるらしい。数m以内なら自由に次元の穴をあけられるようである。
【長所】多彩な特殊能力。無駄も多いけど。もしかしたら次元移動する必要もなく熱で勝っているかも。
【短所】反応が・・・。
【戦法】初手次元移動→安全な魔界で相手を観察→相手が小さいが戦闘力の高い相手だったら、遠距離催眠で戦意をなくし自滅させる。
それができなければ次元連結穴でねずみとカラスを呼び寄せ相手を翻弄し、隙を見て雷や分子分解攻撃をする。
弱い相手やロボットのパイロットは自身の熱で焼き殺すか、操縦室などに無限にねずみを送り込むとともに催眠で自滅させる。
巨大な相手には無理をせずに急所を攻撃してください。催眠で自滅させてもいいけど。
【備考】考察時の時間制限が無ければかなりいい感じ。
【参考】ユンク
【素早さ】不意に放たれた槍が目の前の30cmほどに来てから当たるまでに受け止めることができる反応。
聖なる空間での天使からの攻撃だったので現実の達人の投げる槍と同等以上の速度か。
足元を狙った機関銃を避けながら(受けながら?)街中から埠頭まで走りきれる。
神になった後、階段を上ってる最中に3人の天使に不意に襲われたが、冷静に剣で首をはね飛ばすこともできた。
【特殊能力】・口から炎を吐くことができる。威力は不明だが参考として。
最終更新:2009年04月19日 18:44