【作品名】 劇場版・天元突破グレンラガン 紅蓮編・螺巌編
【ジャンル】 アニメ映画

【世界観・共通設定】全て映画単体での設定。
螺旋族:螺旋族とは螺旋力を持ち、使うもの達の総称。主人公シモンを含めた本作の人類、及び敵である アンチスパイラルも螺旋族である。
また、劇中ではアンチスパイラルによって封じられていた ようだが全宇宙で数え切れないほどの螺旋族が生存していたことが明らかになった。
また、螺旋族は上昇する螺旋の意思、つまり交配による「遺伝的多様性の進化」への欲求を 本能的に持っており、劇中のような
アンチスパイラルによる抑えがなければ、より強くなるための 進化と増殖を無限に繰り返す種族となっている。

螺旋力:「螺旋力とは宇宙と生命を繋ぐ力」・「個々の生命が無限に存在する宇宙から無限のエネルギーを得る」。
螺旋力を持った一個の生命はそれぞれが無限に存在する宇宙からエネルギーを引き出すことが出来るとの劇中説明。
エネルギーは螺旋族の体内から一本の糸のようにあふれ出てくる描写があり、 その「無限に存在する宇宙」は螺旋族の体内に内包されている。
螺旋力の設定における仕組みはDNAの螺旋構造を介して宇宙のエネルギーを汲み上げる というもので螺旋力が強いほど汲み上げることのできる
エネルギー総量が多くなる。
ただし、肉体の限界を超えたエネルギーをくみ出そうとすると暴走して周りを巻き込んで銀河規模の 破壊をするとされている。限界に関しては不明。

多元宇宙:アンチスパイラルが自身の完全支配する宇宙の中に作り出した、生命体が考え出せる「あらゆる可能性によって無限に分岐する世界」。
ここではあらゆる生命体が考えられる無限に分岐した世界が存在 する。劇中では大グレン団の面々がそれぞれに考え出せる
「もしかしたら」の世界を彷徨い、それま でに戦いに挑んだ全ての螺旋族がここで力尽きたようだ。TV版と違いあらゆる生命に存在している。

アンチスパイラル宇宙:
本作の最大の敵であるアンチスパイラルが完全に支配している宇宙、上記の多元宇宙を内包した宇宙。
その存在は10次元と11次元の狭間に作られた宇宙で通常では認識できない。つまり「一次多元+α」の宇宙。
宇宙よりもでかいロボが現れてもフィールドを維持できるほど広大な空間となっている。

【名前】 シモンwithグレンラガン(劇場版最終形態・超天元突破)
【属性】 対アンチスパイラル用決戦兵器
【簡易テンプレ】「1次多元+α」宇宙破壊攻・防×30+絶対捕捉能力+次元移動能力+別次元追放能力+空間破壊能力+精神防御+超回復+エネルギー吸収能力

【大きさ】 「超天元突破グレンラガン」:劇場版設定本「仕事魂」P33・P67によって大宇宙クラスより大きいとなっている。
     ちなみに、この宇宙より大きいの比較対象は「アンチスパイラル宇宙」であるため、その大きさは「1次多元+α」範囲で無限。

「ノーマルグレンラガン」時は約20メートル。
     大きさに差があるが、合体ロボであるためロボットによる同時参戦の適用内。
【攻撃力】
螺旋炎体:攻・防一致技
吸収したビッグバン級のエネルギーとその他の天元突破シリーズのエネルギーを用いて発動した
「螺旋炎」と呼ばれるエネルギーをさらに巨大な螺旋力で固定化して人の形を成した。
触れたものは宇宙創成級のエネルギーに巻き込まれ消える。大きさ相応の格闘並みの威力。
「ノーマルグレンラガン」では使用不可。

超天元突破ギガドリルブレイク:攻・防一致技
ビッグバン+天元突破シリーズのエネルギーを凝縮して放つ必殺技・射程は無制限(体当たり)。
ギガドリルの全長は「超天元突破グレンラガン」の約30倍。直径はおよそ15倍のでかさのドリルで突撃する。
超天元突破ギガドリルの大きさ相応の攻撃力。このドリルの激突によって通常宇宙より遥かに広い
アンチスパイラルの宇宙は崩壊することになる。

ギガドリルブレイク:攻・防一致技
乗り手の螺旋力の大きさに応じて攻撃力が変化する「グレンラガン」の必殺技。
超天元突破ギガドリルを形成するほどの螺旋力を凝縮し一点に集約することで更なる攻撃力を得る。
超天元突破ギガドリルブレイクとのぶつかり合いで無傷だった強化した「超グランゼボーマ」の
ドリルを受け止め、破壊することが出来る。つまり「一次多元+α」×30倍宇宙破壊可能。

名乗り衝撃波:
10秒ほどの名乗りのあとに螺旋力によるエネルギー波を発生させ敵を殲滅する。
攻撃力は螺旋力の大きさ相応=機体の大きさ相応。範囲は「ノーマルグレンラガン」の時点で
周囲100キロほど。発動時間は30秒ほどかかる。

グレンラガンにおけるビッグバンの扱い
「宇宙誕生並みのエネルギー」・一発で宇宙を一つ作れるだけのエネルギー量を持つエネルギーの塊。
劇中ではこのエネルギーで超銀河団単位のロボ数体を一撃でピンチに陥れる。その周りの銀河も消える。

【防御力】
「超天元突破」:「超天元突破ギガドリルブレイク」と同等の攻撃力がある「反螺旋ギガドリルブレイク」に
およそ30秒耐えることができる。「超天元突破ギガドリル」(アンチスパイラル宇宙の30倍)の大きさ相応の防御力。
本機は宇宙創成級のエネルギーを誇るビッグバンを吸収することで「螺旋炎」と呼ばれるエネルギーを放出し、
それをさらに強力な螺旋力で固定化することで人の形を成している。 「螺旋炎」でできたエネルギー体であるため身体への攻撃はすり抜ける。
ただし、頭部に天元突破グレンラガンを格納しているためこの部分が有効。 「螺旋炎」が螺旋力シールドの役割も兼任するため十数億光年単位の
螺旋力フィールドを突破して攻撃を 頭部にある「天元突破」にぶつけた場合ダメージが発生する。
螺旋力の強さが機体の性能を引き上げるため螺旋力の強さが螺旋力シールドの強さになる。ちなみにドリルの
強さもこれに由来する。なお、超天元突破グレンラガンとはこのフィールドが肉体として固定化されている状態の事を指す。
また、「超天元突破」としての防御力のほかに、マトリョーシカによる特殊防御も存在し「超天元突破」が突破された
際には「ノーマルグレンラガン」が続いて戦闘に入る。

ドリルシールド:すべての「グレンラガン」は巨大ドリルを作り出し盾として使用できる。
「アークグレンラガン」(全長約10km・劇場版設定本より)の際に初めて使用し、自機と同じ大きさのドリ
ルで全長3000kmのカテドラル・ラゼンガンが放った大きさ相応の大量のビーム砲を受け止め無効化した。
「超天元突破」は「超天元突破ギガドリル」を盾として使用する。これは大きさ相応の防御力。
「ノーマルグレンラガン」は「超天元突破ギガドリル」を破壊する「超グランゼボーマ」の
「反螺旋ギガドリルブレイク」を「ギガドリル」で無傷で受け止めた。

【補足】 
1.「アンチスパイラル」・本作最大の敵、次元と次元の狭間に宇宙を作り、螺旋族の殲滅を目的とする存在。
2.吸収したのがビッグバン級のエネルギーであることは作中で表現されている。
 攻撃が放たれようとした瞬間。「宇宙誕生並みのエネルギーよ」「まるでビッグバン」
描写上は、 「グレンラガン」のドリル>「グランゼボーマ」の攻・防力≧「超天元突破」の攻・防力。

【素早さ】「超天元突破」は大きさ相応、「一次多元+α」規模で無限移動。
「ノーマルグレンラガン」の際は「超天元突破ギガドリル」と同等の大きさの「反螺旋ギガドリル」を
破壊した2秒後には敵の本星付近まで飛んでいっているため、「一次多元+α」×30倍宇宙距離の半分を一秒で移動できる。
無限速で突撃中に「グランゼボーマ」のドリル攻撃を直前に来てから防御しているので
反応速度も無限速反応。

【特殊能力】
マトリョーシカ
最終決戦において内部に収納していたその他の「グレンラガン」で技をガードした防御技。一度のみ。
内部にその他の「グレンラガン」を格納しており、他4体が順に盾となってガードに入る。
また、「超天元突破」が突破された際は内部のコアユニットである「グレンラガン」で戦闘に入る。

別次元追放能力、認識転移システム
内部に天元突破以下を収納している事から超天元突破でもこれらは可能。認識転移システムは敵への攻撃ではな
く自身へ効果を発揮する能力であることと内部にコアユニットである「グレンラガン」が存在していることから、
超銀河グレンラガンを内包している限り制限なく使用可能で別次元に飛ばされても戻って来ることができる。
時空間追放能力は螺旋力の覚醒によって発動する能力であるため螺旋力システム搭載機であれば使用が可能。

超天元突破ギガドリルブレイク発生時の物質吸引能力
ギガドリルブレイク使用時の回転によって後方に発生する流れを利用して周りにあるあらゆる物質を引き寄せ、
「螺旋炎体」の力で分解する。銀河団も数秒で100個近く引き寄せ消した。効果範囲は「超天元突破ギガドリル」
を中心に「超天元突破ギガドリル」のさらに10倍の範囲。

ドリルによるエネルギー吸収能力
グレンラガンのドリルはビーム系の攻撃を受けた際、エネルギーを吸収し使用することができる。(初の対ムガン戦にて発動)。
ドリルが螺旋力でできていると言う点は、全てのグレンラガン共通。ドリル形態時は全ての熱エネルギーを吸収し使用できる。

自己再生機能
ラガンが接続されていれば、身体を欠損しても螺旋力がある限り修復可能。映画・紅蓮編で大破寸前の
グレン(カミナ搭乗)に合体で螺旋力を送り込むことで修復している。螺巌編は紅蓮編の続編であるため引用が可能。
【補足】ラガンとはグレンラガン系機体のコアユニット。ラガン単体でもユニットとして行動できる。
    螺旋力を動力として動き、武器であるドリルは攻撃だけでなく、相手に突き刺すことで乗っ取りが可能。
    ラガンが接続された機体は螺旋力が駆け巡り損傷部が修復される。ちなみに超天元突破グレンラガンでは
    天元突破グレンラガン内部のコアユニットとして接続されている。

精神攻撃防御能力と多元宇宙脱出能力
シモン脳内のカミナの幻影が無意識で顕現しシモンに活を入れて復活させる自律防御機構。若干のタイムラグ
有り。また、シモン自身は「あらゆる可能性によって無限に分岐する世界」多元宇宙迷宮からの単独脱出が可能。

ドリル
グレンラガンと言う作品における象徴であり思想。監督・脚本家いわく「ドリルとはあらゆる壁・障害を突破し、前進するもの」
(雑誌・アニメ夜咄などのインタビューより)。作品自体がまずドリルの定義を元に作られており、この作品において単なる武器以上の
意味を持つ。ドリルを用いた時のみあらゆる物の破壊・突破が可能。
作品全体の描写的には「閉鎖・抑圧・隔絶からの脱出、物質・次元の壁・精神世界の破壊」など。

螺旋力
人類の持つ進化しようとする力。グレンラガン等、螺旋力システム搭載機の動力。これの大きさに比例して機体の性能が上昇する。
また、精神的・肉体的負荷によってパワーが上昇する性質があり、生きている限り成長する。

【長所】 物質吸収が可能になる。TV版天元突破に比べて防御性能が充実。 大きいことはいいことだ、しかし小さくなることもいいことだ。
【短所】スパイラルネメシス一直線
【戦法】戦闘開始と同時に「超天元突破ギガドリル」を敵に向けて伸ばす。避けられたら吸引能力で引き寄せて削る。
    「超天元突破グレンラガン」が突破された時には「ノーマルグレンラガン」で戦闘に入る。

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最終更新:2011年02月18日 23:34