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*《イオのイニシエイト》[イニシエイト]Initiate of Io
君の神格は君に対してドラゴン族の面倒を見る責務を託した。
**前提条件:
クレリック・レベル3、(竜の血)の副種別、イオ神を信仰すること。
**利益:
君はドラゴンや(竜の血)の副種別を持つクリーチャーが作り出す効果に対するセーヴに+2の技量ボーナスを得る。これには呪文、擬似呪文能力、超常能力、そしてセーヴィング・スロー難易度を持つ他のあらゆる効果が含まれる。(もし君がドラコニック種やハーフドラゴンのテンプレートを有しているなら、このボーナスは+4に上昇する。)
君はドラゴンの末裔特技の前提条件を満たすかどうか決定する際に、クレリック・レベルをソーサラー・レベルとして考えることができる。
加えて、君はクレリックの呪文リストに下記の呪文を加える。
|1Lv|ディテクト・ドラゴンブラッド|60フィート以内にいるドラゴンと(竜の血)クリーチャーを探知する。|
|3Lv|ドラゴンアイ・ルーン|物品やクリーチャー上に、不可視状態のドラゴンの印を作り出す。|
|2Lv|マジック・オヴ・ザ・ドラゴンハート|君のドラゴンの末裔特技の利益を強化する。|
|7Lv|キス・オヴ・ドラコニック・デファイアンス|近くの呪文の使い手を邪魔する;自動的に1つの呪文を跳ね返す。|
**イニシエイト特技 Initiate Feats
イニシエイト特技は、神の僕たちにその神に応じた特性を与えるものであり、それによって、追加の呪文リストを利用したり、能力を獲得したりすることが可能になるものである。一般的には、この特技はそのキャラクターにちょっとした利益を与え、また彼のクレリック呪文リストにいくつかの追加呪文を加える。(特技の説明文中に、ダガー印[†]がある場合、それは『Dragon Magic』で説明されている新呪文である。)いくつかのイニシエイト特技では、これらの呪文を他のクラスの呪文リストにも加えることができるものもある。もし君が追加することができると記載されているクラスのリストを複数有しているなら、これらを追加する呪文リストを1つだけ選択しなければならない。
神格を選択しなければならず、かつ呪文発動に関してクレリック呪文リストを使用するクラスを持つキャラクターは、イニシエイト特技の前提条件を満たすかどうかの判定において、そのクラスのレベルをクレリック・レベルであるものと見なすことができる。たとえば、バハムート神を自らの神格としているフェイヴァード・ソウル(『信仰大全』参照)が3レベルに達したなら、《バハムートのイニシエイト》特技を修得することができる。それによって、このキャラクターはその特技の利益を獲得し、フェイヴァード・ソウルの呪文リストに呪文を加えることができる。フェイヴァード・ソウルは限定された修得呪文のリストからしか呪文を発動できないため、彼はこれらの呪文を通常通りに彼の修得呪文リストに加えない限り、それらを発動することはできない。もしそのイニシエイト特技がクレリックのクラス技能リストに何らかの技能を追加するものであるなら、君はそれらをクレリックの代わりに使用しているクラスのクラス技能リストに加えることにしても良い。
いかなるキャラクターも複数のイニシエイト特技を修得することはできない。これらの特技は1柱の神に対する深い献身を前提としているためである。
一般的に知られているドラゴンの神格の間では、クロネプシスだけがそのクレリック(クレリック自体が稀であるが)にこの利益を与えない。この辺りの事情に精通している者に言わせると、クロネプシスは単にその崇拝者たちにこれらのパワーを与えたくないと思っているためであろうという。
**出典:
『Dragon Magic』p.21
**関連項目
[[特技>http://www54.atwiki.jp/zenmaitako/pages/9.html]]