エリゴール、竜殺し ELIGOR, DRAGON'S SLAYER
痕跡霊レベル7
呪縛難易度30
悪のドラゴンの敵と味方の双方にとってのチャンピオンであるエリゴールは、鞍上にある時とない時の両方において卓越な戦闘能力を付与し、同時に超常的な力をも付与してくれる。
伝説:
おそらく、ティアマットの行動によって痕跡霊という姿に追い込まれる以前は、エリゴールは
ハーフエルフの竜殺しであった。この伝説を真じる者たちは、エリゴールの死後、ティアマットがドラゴンの軍勢を人間とエルフの神々の両方の信者たちの下に派遣し、彼の魂を開放して彼女の下へ連れて来るように要求したのだと主張している。両方の種族に対するエリゴールの偉大なる貢献にも関わらず、神々は生きている信者たちへのドラゴンの攻撃を食い止めるために、彼の魂を諦めることにした。
この恐るべき不正に文句をつけたのは、ただ一柱の神だけであった。この孤独な道理の声を上げた者の種族と性別は、それを語る者によってさまざまに異なっており、バインダーの学者たちですら、その神が人間であったかエルフであったか、そして男性であったか女性であったかすら、合意に達していない。それが何者であったにせよ、この神は単独でティアマットに対面し、エリゴールの魂を彼女の手から奪い取るために旅に出た。しかし到着するや否や、この神はエリゴールがティアマットの奴隷としてではなく、奉仕者として仕えている姿を見出したのであった。他の神々に気付かれることなく、ティアマットは彼を死から蘇らせ、他の神々が彼を見捨てた事実を使い、彼女に対する忠誠心を獲得し、彼を彼女のチャンピオンにして用心棒に仕立て上げていた。エリゴールとその名もなき神は戦い、再び彼は命を失った。今度は、彼の魂を所有することが厄介事を引き起こすということが十分に証明されたため、どの神も彼の魂の所有を主張しなかった。
霊の発現:
エリゴールは、翼を持った半馬半竜の奇形動物に騎乗し、空をパカパカと駆けてくる。騎手と乗騎の両方ともが重装鎧に身を包んでおり、それどころか、エリゴールは飾り立てられた輝く板金鎧と大兜によって完全にその身を隠してしまっている。彼は片方の手でランス(馬上槍)を持ち、もう片方の手で旗じるしを抱えている。発現毎に、エリゴールの旗じるしと乗騎の色は、クロマティック・ドラゴンの5つの色を順に辿って変化する。悪のクリーチャーとしか思えないようなものに騎乗しているにも関わらず、エリゴールはその召喚者に対して暖かく挨拶をし、彼に敬意を表する。
徴候:
君の手の片方は分厚い鱗で覆われる。鱗の色は、エリゴールを召喚した時に彼が乗っていた乗騎の色と一致する。
影響:
君はあらゆる追放者、特にハーフエルフと
ハーフオークに対して同情の心を持つようになり、君が出会うそのような者に対して、できる限り力になろうと努力するようになる。エリゴールは彼を見捨てた神々に対する復讐を望んでおり、戦闘に入った時にはいつも、人間、エルフ、ドラゴンを他のあらゆる敵に優先して攻撃するように君に要求する。
付与能力:
彼の最初の人生では、エリゴールは熟練の騎手であり、第二の人生では、クロマティック・ドラゴンの主神に仕えていた。それゆえ、彼が与えるパワーはそれらに関連した内容を反映したものである。
色彩の打撃:
フリー・アクションとして、近接攻撃(あるいは近接接触攻撃)に、[酸]、[冷気]、[電気]、[火]のいずれかのエネルギーを注入できる。君の次の近接攻撃は、1d6ポイントの選択したエネルギー種別の追加ダメージを与える。1回の近接攻撃には1回分のエネルギーしか注入できない。
エリゴールの鞍上技術:
エリゴールの筋力:
君は【筋力】に+4ボーナスを得る。
エリゴールの頑丈さ:
君は外皮に+3強化ボーナスを得る。このボーナスは16レベル時に+4に、20レベル時に+5に上昇する。
重装鎧習熟:
君は重装鎧に習熟する。
出典:
『Tome of Magic』p.29
関連項目
最終更新:2013年11月16日 18:15