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エピック・バインダー(キャラクター・クラス)

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エピック・バインダー Epic Binder

著者:アイタン・バーンスタイン
エピック・バインダーは、ほとんどの定命の者たちには狂気をもたらすと見えるような事を行なう。すなわち、時空を超越した場所の強力な存在を呪縛するのだ。こうしたバインダーたちは世界中、次元界中を旅して、現実世界から忘れ去られ、追放された存在を探し求めている。
下記に示すエピック級痕跡霊は、彼らの非エピック級の同類たちよりも遥かに強力である。なぜなら、彼らは人々のために自らを犠牲にした死せる神の残滓であったり、異世界のクリーチャーに飲み込まれた大陸の精髄であったり、ある帝国の殺害された長子の魂の集合体であったり、異世界からの黙示録的災厄の先駆けであったりしたためだ。エピック級痕跡霊の性質は非エピックの痕跡霊と似ているが、彼らはより偉大で、より悲劇的で、より恐るべきものたちである。
エピック・バインダーはエピック級痕跡霊を利用するために特技を修得しなければならない。これらの特技は極めて個人的な探求と調査の結果を表したものであり、それぞれの特技は1つの奇妙な存在か、1つの時空を超えた存在と特別な絆を有している。非エピックの痕跡霊とは異なり、エピック級痕跡霊は有効レベルを持たない。この特技のパワー・レベルは、その前提条件によって制限されている。たとえば、〈知識:次元界〉28ランクと8レベル痕跡霊を呪縛する能力を前提条件とする痕跡霊特技は、25レベル以上のキャラクターにしか修得できない。エピック・バインダーにとって修得される痕跡霊の数は、修得したエピック特技の数と、彼女の有効バインダー・レベルだけがそれを制限する。
エピック・バインダーは複数のエピック級痕跡霊を呪縛する能力を自動的に獲得したりはしない。バインダーが同時に呪縛したいと思う追加の痕跡霊1つごとに、彼女は《エピック級痕跡霊追加呪縛》特技を選択しなければならない。したがって、エピック・バインダーの特技は、より多くの痕跡霊を獲得するためと、複数の痕跡霊を同時に呪縛するためと、そして他のさまざまな『Tome of Magic』に記載されている特技を基にしたエピック特技の間で分割されることになる。

エピック・バインダー

エピック・バインダーは、他の者たちを狂気に駆り立てるほどに強力極まりないエネルギーを持つ、残滓と化した存在や宇宙的エネルギーと契約を結ぶ。
ヒット・ダイス:d8
バインダー・レベル 特殊
21
22
23 ボーナス特技
24 契約の増強(能力6つ)
25 痕跡霊(5つ目)
26 ボーナス特技
27
28 契約の増強(能力7つ)
29 ボーナス特技
30 痕跡霊(6つ目)
追加レベル毎の技能ポイント:2+【知】修正値

痕跡霊:

エピック・バインダーは同時に複数の非エピック痕跡霊を呪縛する能力を成長させ続ける。25レベル時、エピック・バインダーは同時に5つの痕跡霊を呪縛できる。彼女は25レベル以降も同じ割合(30レベル、35レベル、40レベル、以下同様)で同時に呪縛できる痕跡霊の数を追加していく。それ以外の点で、これは『Tome of Magic』に説明されている追加の痕跡霊を呪縛するルールに従う。

有効バインダー・レベル:

エピック・バインダーとして修得したレベル(および有効バインダー・レベルを上昇させる上級クラスのレベル)は、呪縛判定、能力の難易度、持続時間、そしてその他『Tome of Magic』に記載されている有効バインダー・レベルを基本とする能力を向上させ続ける。エピック級痕跡霊の難易度も非エピック痕跡霊と同様に、有効バインダー・レベルに従って算出される。

契約の増強:

24レベル時、エピック・バインダーは契約の増強のリストから6番目の能力を獲得する。彼女はそれ以後も4レベル毎にリストから追加の能力1つを得る(28レベル時に7つ、32レベル時に8つ、以下同様)。その他の点で、これは『Tome of Magic』に記載されている同名の能力と同じに機能する。

ボーナス特技:

エピック・バインダーは20レベルを超える3レベル毎(23、26、29、以下同様)に1つのボーナス特技を獲得する。これらの特技は下記にリストされているエピック・バインダーのボーナス特技から選択しなければならない。
エピック・バインダーのボーナス特技:
《意志を上回る反応》
《エネルギー抵抗》
《エピック級高速契約締結》
《エピック級痕跡霊追加呪縛》
《エピック級痕跡霊排斥》
《エピック級熟達の契約締結》
《エピック級使用回数高速回復》
《エピック級得意な痕跡霊》
《エピック級得意な痕跡霊熟練》
《頑健を上回る反応》
《高速治癒》
《痕跡霊追加呪縛》
《“青銅の神”ズリエル呪縛》
《“大地の魂”ガイア呪縛》
《ダメージ減少》
《長寿》
《“頭足類の惨劇”トゥカルゥルジン呪縛》
《部位スロット追加》
《“冒涜されし子弟”アメンヘルケプシェフ呪縛》
《錬金術強化》
※この記事で説明されている新しい特技。

エピック痕跡霊特技

各エピック痕跡霊特技はエピック・バインダーに対して1つの技能(常にバインダーのクラス技能の中の1つ)に対して特定のランクを有することを前提条件として課してくる。これらの特技はしばしば、その特技の性質に基づいた他の神秘的な前提条件をも有する―特定のレリックを獲得するとか、他の次元界を訪問するとか、その痕跡霊が死んだ場所において敬意を払うとか、あるいはそれらに類した前提条件である。これらの神秘的な前提条件が別の特技を前提とすることはない―バインダー魔法は“簡単にパワーを手に入れる方法”であるという概念は維持されている。それらは特殊な探索行や冒険といったものを必要とするかもしれない。

エピック痕跡霊のデザイン

エピック痕跡霊を作り出すのは科学というよりは芸術である。『Design & Development:Designing Your Own Vestige, Part 1』に紹介されているガイドラインはなお有益であるが、エピック・レベルは全く異なる次元のプレイ・フィールドである。
  • 回数無制限あるいは常時機能の能力は7~9レベル呪文に相当するものであるべきであるが、いくつかのより下位のレベルの呪文にも適用される。
  • 5ラウンドに1回しか使用できない能力は、エピック・ウィザードが発動する高レベル呪文と同じくらいに有益で強力なものであるべきである。これはエピック呪文を参照するわけではない。そうではなく、呪文修正特技を適用した非エピック呪文を発動するために使われるエピック級の呪文スロットと比較するものである(たとえば、《威力強化》《威力最大化》《高速化》マジック・ミサイル呪文など)。これは単なる概略に過ぎないが、これらの能力のパワー・レベルを考える上での良いガイドラインとなる。
  • 他のクラスのクラス特徴(アンデッド退散、急所攻撃、激怒など)を与える能力は、そのクラスのキャラクターが獲得するよりも4レベル分ほど弱いものにすべきである。結局のところ、デザインは特定の手法に従って行なうというよりも、全体のパッケージがどのように感じられるかに従って行なうものである。もし他の同レベルのエピック・レベル・キャラクターができることよりもずっと強力そうに見えるなら、きっとそうなのである(そしてそれは適切に調整すべきである)。

出典:

『Dragon #363』

関連項目

最終更新:2013年12月04日 21:46