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《放浪者の交渉術》

《放浪者の交渉術》[一般]Wanderer's Diplomacy

ハーフリングの多くは世界中を旅して回り、一個所に数ヶ月と留まることがない。君はハーフリングとともに暮らしていたのかもしれないし、君自身がハーフリングであるのかも知れない。いずれにしても、君はハーフリングという種族の漂泊民的な生き方に触れるうちに、見知らぬ相手とうまく交渉するコツをいくつか学び取った。

前提条件:

ハーフリングであること、または〈はったり〉と〈交渉〉と〈真意看破〉各4ランク。

利益:

君は知恵と言葉を頼りに世界を渡っていく技に長けている。この特技は君に3つの異なる能力を授けてくれる。

やり手の商売人:

君は〈交渉〉判定に成功することにより、現在いる町や集落では高価すぎて通常は購入できないアイテムの入手経路を探り当てることができる。この判定の難易度は、10+(アイテムのgpコスト-共同体のgp上限)÷1,000である。判定に成功すれば、君はそのアイテムを君に売ってくれる商人を見つけ出せたことになる。君は入手先を見つけただけであり、アイテムは依然として通常通りに購入しなければならない。

意思疎通の勘:

理解できない言葉を話すクリーチャーと出会った時、君は〈真意看破〉判定によって意思疎通を試みることができる。この判定を行なうためには、君は最低1分間クリーチャーの言葉に耳を傾けたり、身振り手振りや表情を観察したりしなければならない。判定の基本難易度は20。相手が君と違う種別のクリーチャーの場合は難易度30になる。
判定に成功した場合、君はクリーチャーの話している内容の要点を掴むことができる。君は非友好的およびそれより良好な態度のクリーチャーに対して、〈交渉〉と同じ用途で〈はったり〉を用いることができる。このようにして〈はったり〉を使用するのは1回の標準アクションであり、判定に何か特別なペナルティを負うことはない。目標の態度の変化は1分間持続する。この時間が過ぎると、その後10分間、クリーチャーの態度は最初の態度より1段階悪化する。

出典:

『プレイヤーズ・ハンドブックⅡ』p.85

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最終更新:2013年11月27日 20:54