大門の不定期近況報告とは
2008年の夏~秋にかけて大門が諸々の事情で秋田に帰省していた間、ゼロハウス
チャットにて不定期連載されていた大門の近況報告のことである。
……はずなのだが、その大半は「代わりにお前が書け」という大門の不用意な発言によってケイが代わりに書いていた近況報告とは名ばかりの誹謗中傷妄想文である。
大門によって書かれたのはほんの数回、しかも麻雀に関する短い感想文のようなもの。その後は全てケイによって書かれており大門はその内容に関して一切知らされていない。ので文句とか苦情とか感想とかを大門にぶつけても無駄なので、執筆者であるケイを問いただすのが正しい。
ログ
私が保存してる大門の不定期近況報告を以下に添付しておく。なおケイの書いた一番最初の近況報告(鳥海山で師匠と云々の奴)は保存していないのであしからず。持っている人がいるわけないけどいたら連絡してください。
2回
気候もすっかり秋になりましたね
世界の恥部こと大門だよ☆
稲刈りに追われる秋田での平凡な日常
『わたしに おこめを たべさせて』
その日常を覆したのは、突然現れた少女の一言だった
迫りくる国連食糧農業機関(FAO)の魔の手
果たして俺は少女を守り抜くことができるのか!?
『マジカル イナカル コンバイ~ン☆』
俺の目の前に現れた謎の少女の正体とはっ!?
かくして米と魔法にまみれた非日常が幕を開けた
次回『魔法少女イナカル 二毛作はカニパン風味』
ということで大門の不定期近況報告でした☆
次回もお楽しみに☆
3回
アイアムアインシュタイン
子守唄の天才こと大門だよ☆
『ささやき…えいしょう…いのり…ねんじろ!』
こうして九死に一生を得た俺は再び迷宮に身を投じることに
『宝箱だ! 開けてみようぜ』
『ばっ、馬鹿。やめっ……』
おおっとテレポーター
いしのなかにいる
人生にリセットボタンはない
かくして大量のストーンチョコとの格闘の日々が始まる
次回『迷宮黙示録大門 にきびwithニキビonフェイス』
ということで大門の不定期近況報告でした☆
次回もお楽しみに☆
4回
焼き肉焼いても家焼くな
博多の塩こと大門だよ☆
「へぇ、あんたも大門っていうんだ」
俺の前に現れた大門を名乗る謎の女
「あなたは大門を信じますか?」
爆発的にその信者を増やしている大門教の存在
「体のコントロールを俺に譲りやがれっ!」
脳内から響き渡る裏大門の声
大門って……なんだ?
かくして俺のレゾンデートルを賭けた戦いが始まる
最終回「詩、大門、紡ぎて」
ということで大門の不定期近況報告でした☆
最終回もお楽しみに☆
5回
始まりの大門は空を仰ぎ
終わりの大門は地を導く
流転、大門、廻り
循環、大門、巡る
赤を創りし大門は蒼くなり
青を創りし大門は紅くなる
得る大門は慈愛の母であり
失う大門は狡猾の兄となる
内と外の境界に大門が呑まれ
明と暗の混沌を大門が分かつ
人々の忘却の彼方へ大門が眩む
その時大門が始まり
そして大門が終わる
あとがき
これで大門の頭がおかしくなったんじゃないか疑惑は晴らすことが出来たのでこのページの存在意義は満たされた訳だが、代わりに出てくるであろうケイの頭はおかしいんじゃないか疑惑を晴らすために以下の文章を記述する。益体もなく言ってしまえば単なる言い訳に過ぎないので読みたくない人は読まない事をお勧めする。少なくともこのあとがきを読んでないくせに俺の事を頭おかしい人呼ばわりするな!! と怒ったりはしない。と思う。思いたい。
第2回
第1回を書いている時点では2回目も自分が書くとは思ってなかったので1回目の時点では入室退室表示を含めて15行、つまり13行でおさめる事しか意識していなかった。第2回目を書く時点で初めて一種のテンプレートを作る事を意識した。具体的には
- 1行目は挨拶文
- 「~の~こと大門だよ☆」を2行目
- 「かくして~」を10行目
- 「次回『~』」を11行目
- 「ということで大門の不定期近況報告でした☆」を12行目
- 「~回もお楽しみに☆」を13行目に持ってくる
という基本形。実際は入室退室表示もあるのでこれで15行ぴったりになる。その他の部分に縛りは設けなかった。
テンプレートを作成したのは私が作りやすくなるというのもあったが、「ズレ」というのを読み手に意識しやすくさせるという狙いもあったりする。
また次にどんな感じの内容が書かれるのかを予想しやすくしておくことによって読者の期待を無理やり増幅させる機能もある。
肝心の内容については「秋田」「米」「稲刈り」など現実の大門とリンクする内容が多かったと思う。そういう意味で一番大門に失礼な回かもしれない。
個人的には「米と魔法にまみれた~」というフレーズはいい線いってると思う。逆に「カニパン風味」は飛ばし過ぎ。何回か近況報告をしてから書くべきネタだった気がする。反省。
今思えば「魔法少女」はありがち過ぎる気もするが、2回目ならあんなもんだろ、って気も。
第3回
一番論理的になってしまった回。もうちょっと分かりにくくすることを意識しないと底の浅さが露呈してしまうことが分かった。
基本的にはウィザードリィを元ネタとして、後は連想ゲーム的に言葉をつなげていっただけ。分かりやすすぎて説明するところすらない。カニパンクラスのが1発欲しかった。明らかな想像力不足。
中途半端に考えても無駄なんだから思考を停止させないといけないのに、中途半端な思考に最初から最後まで引っ張られてしまっている。『バカの考え休むに似たり』というのを再認識すべきである。
第4回
大門とは何かという人類共通の普遍的疑問を主題とした長編小説の販促CMを意識して書いた記憶がある。読み手と書き手のテンションが一番一致してた回のような気がする。個人的に一番よかった。
最終回への布石も打ちつつ、適度に意味不明。それでいて理路整然。テンプレートを作ったことがこの回に生きてくる。
第5回
実は第4回よりも先に書けていた。というかこれがあったから4回があの完成度になった。意味がない事に意味がある文章なので考えても感じても無駄。
実はこれを作るのには意外と労力がかかっていて、2行1まとまりになっている文章が6つが載っているが、ネタ出しの時点で20つ以上考え、意味の分からないものを厳選した結果があれ。詩的な才能が皆無な割にはギリギリでそれっぽくなったのではないかと思う。
実はもう1つのバージョンがあってそっちはテンプレにのっとった、1~3回の伏線を拾っていくやつなのだが、そっちはお蔵入り。最終的にはこっちのオチの方がいいと判断したその時点での自分の決定を尊重する意味でも。
最後に
大門という最高の素材を得たのにここまでしか活用できなかったことを反省すると同時に、素材提供をしてくださった大門にありがとうの気持ちを伝えたい。
苦情、感想はケイまで。もしくはメールスカイプメッセありとあらゆる方法で。どんな内容でも問題ないですが貶されたら凹みますけど温めると凸ります。
最終更新:2008年10月21日 19:07