禁忌を守る村は、バルーズ山脈最北端に位置する村で固有名詞は無く、これ以北へ向かう人を足止めする村である。
村人は、この村の以北に存在する
竜の巣の存在を知っており、そこに人が近づく事で中に住む竜が荒れる事を厭い、この村から北へ歩もうとする者を戒める。
竜の巣の存在はそこかしこに伝説としてあり、竜の鱗は良質の武器と成る事から、一攫千金を求めてこの地を経由して
竜の巣へ向かおうとする者は後を絶たない。
原則この禁はバルーズ山脈以北に住む者に対しての禁であり、それ以外の者までにこれを求める事はしない。
この地に住む者の掟として存在するが、それ以外の者までに適応する事がされないのは謎だが、太古の昔に竜と人の契約があったのだと思われる。
最終更新:2012年08月24日 09:40