竜の巣

竜の巣とは極点に近い場所に位置する、擂鉢状の形状が何重にも重なった地形の地で、その中央部に何千もの龍が生息している。
またこの中央部は、海と繋がる河が地面下を流れ、水竜が竜の巣と海を行き来きしてるらしい。

中央部には何十万もの牛、羊が生息しており、竜達の食料として存在している。
極寒の地ではあるが、冷たい風は擂鉢の壁に阻まれ中央部にはなかなか辿り着かない、また翼竜達が絶えず炎を吐いて居る為、寒さを感じる事は少ないと共に、地熱を利用している部分も多い。
餌もあり、竜の生息地として適している事から、敢えて竜がこの地から離れる事をしようとはしないが、怒りに狂った場合などはこの巣から飛び出してしまう事がある。

中央部の壁には無数の穴が開いており、竜の寝床と成って居る。
だが決して個の所有する場では無く、開いて居ればどの竜が寝ていても構わない様で、この事から竜は場に特別な所有意識が無い事が伺える。
擂鉢の壁に守られ、竜達が吐く炎のお蔭で温暖なこの地は、植物の発育が良く数十万の家畜が所狭しと育っている。
緩やかな食物連鎖が、何時確立されたのかは謎だが、数千年前には既にこの地は竜の住処に成って居って居た事が物語の中で語られている。









最終更新:2012年09月02日 06:26
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