ボンバーマン


31 NAME OVER@自治スレで荒らし対策ルール審議中 :2008/09/04(木) 17:06:56 ID:???
高山君の逸話はまだまだあって、ガチャポンのカプセルを黒くマジックで塗りつぶした物を
みんなに見せびらかした事があった。
「これなんだと思う?」
よく見るとひものような物が刺さっている。
「じゃじゃーん!ボンバーマンの爆弾です!マジで本物!」

花火用の黒色火薬をほぐした物を詰めたそうだ。

…マジで本物!じゃねーよ高山君、、、

「しかも今からあのブロックを爆破します!」とか言って
空き地に置いてあったレンガを積んだものを指さす高山君。
さすがに子供心ながら「それはやべぇだろ、、、」と思ったが高山君はお構いなし。
颯爽と歩いていって地面にカプセル、いやボンバーマンの爆弾を設置、
100円ライターで火を付けた。

長めの導火線だったためちょっと時間がかかった。
高山君が20メートルほど走って離れた。

「ボボン!」

どうやら火薬が湿気っていたらしく大爆発では無かったが
近所中に響く程の音だった。
しかもくすぶった火薬が20メートル離れた高山君のシャツ、半ズボンや足に飛び散ったので
熱さに大泣きしながら高山君はこちらに駆けてきた。
「やっべー!俺1機死んだ!1機死んだ!」
穴だらけになったシャツや半ズボン、小さな火傷の後が赤くなった手足。
音と煙に慌てて飛び出してきた近所の人々。

高山君はこっぴどく叱られ、学校では「花火を買ってはいけない」という決まりも出来た。

そして「ボンバーマンの爆弾はリアルでも非常に危険だ」という事も高山君のおかげで
強烈に味わう事となった。

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最終更新:2009年07月19日 20:52