お噂通り、大佐は人たらしですね。
檜 蓮華(ひのき れんげ)
CV:後藤邑子
年齢
18歳
階級
大洋州連合東南アジア総督府方面軍 第343統合戦闘航空隊
ロート中隊中隊長 A小隊小隊長 突撃前衛長 少佐
コールサイン
ロート1
外見上の特徴
綺麗に手入れされた黒髪のロングストレートを腰まで伸ばしている。冷たい青い瞳に日本人形のような怜悧な美貌を持つ美少女。背は160cm前後と平均的、スレンダーですらりとしているが悪く言えば胸はない。黒ブレザー型の大洋州連合軍服に黒いロングスカート、常に制帽を被っている。常に血染めのマフラーを首に巻いているがこれに関しては後述する。過去の戦闘による負傷で右足太腿から下は金属製の義足である。
性格
原理主義者と揶揄されるほどに原理原則に拘る頑固者。律義者で義理堅い反面、やや生真面目に過ぎて頑迷・視野狭窄と捉えられてしまう事が多い。常に冷静沈着で氷のように冷たい印象を与え、自分にも他人にもストイック。東アジア共和国随一の精鋭として知られた富士教導隊に所属していた経歴から部隊内の指導役を務める事も多く、厳しく部下を鍛えているが厳しく叱責した後はさりげなくフォローを入れるなど気配りはできる人。完全主義者のクールビューティーだが料理が全くできなかったり、部屋の片付けが苦手で自室が大変な事になっていたりと人としては駄目駄目である。元上官の影響か天皇家最後の生き残りである四乃宮内親王への忠誠心は強い。
搭乗機
XR-TSF05 五式戦術機
シナリオ上の設定
東南アジア総督府第343戦闘航空隊で戦闘指揮官を勤めるエース。片足を失うというハンデを持ちながらも内南洋紛争時には12機の撃墜を記録した通称『義足のエース』。
元東アジア共和国陸軍の衛士であり、幻想郷艦隊から離脱して現在武装親衛隊の客将となっている狭霧直哉大尉の部隊に所属していた経歴を持つ。内南洋紛争時に順調にスコアを挙げていくがある戦闘で被弾し、右足切断の重傷で後送されてしまう。機動兵器操縦者に不可欠な片足を失った事で一時は復帰の道を断たれるが自身の強い意志と文字通り血の滲む懸命なリハビリによって再び軍に戻る事を許されている。その後は精鋭部隊として知られる富士教導隊付の教官を務め、紛争末期には教導飛行隊の空中勤務者・地上勤務者から抽出改編された精鋭飛行第111戦隊所属で終戦を迎えている。
その後は軍から身を退いていたが大洋州連合東南アジア総督府で独自の戦術機部隊を編成しようと人員を探していた
源田みのり大佐に三顧の礼でスカウトされ、第343戦闘航空隊に根負けする形で所属させられている。部隊内では源田大佐の副官を勤めつつ、前線での戦闘指揮を担当。また、教導隊での経験を生かして新任衛士や機種変換者の訓練を担当している。陸軍出身者らしく上下関係に厳格な上官として恐れられるが同時に教えを受けている部下達からはその清廉さを強く慕われている。
首にいつも巻いている血染めのマフラーは負傷した時に止血に用いたもの。このマフラーは内南洋紛争時代に一緒の部隊に所属されていた恋人の形見である。マフラーの元の持ち主である恋人は開戦直後の戦闘で戦死しており、それ以来遺品となったマフラーを蓮華は大事に身につけ、負傷の際もとっさに止血に用いた事で彼女の命を救っている。
衛士としても前線指揮官としても経験豊富な一流の人物。自身は優れた実力を持つエースであるが部隊指揮官としては二機編隊とその連携を徹底した編隊戦闘を得意とする。操縦技量は極めて高く、最新鋭機である五式戦術機を手足のように自在に操り、その様はまさに人馬一体である。
旧東アジア共和国皇族への敬意が大きい一方、現在の鷹司政権やそれを支援した幻想郷や地球連邦を毛嫌いしている。
最終更新:2011年07月28日 12:24