・なお、説話では[[磁石山]]のモチーフがある。 航海中などに強力な磁力を発する山に遭遇するというもので、船の釘などがすべて吸い寄せられてしまい 船が解体、遭難するという。 ・『続日本紀』巻第六、和銅六年([[713年]])五月の条に、各地からの献上品を列挙した中に 「近江は慈石」という項目があり、この「慈石」は磁石を指すと思われる。 ・平安時代中期成立の『和名類聚抄』に、「慈石吸針」の記述があり、 また平安時代前期の『日本霊異記』に「利養を翹(のぞ)み、財物を貪ること、 磁石の鉄(くろがね)の山を挙(こ)して鉄を嘘(す)ふよりも過ぐ」という記述があり、 この時代すでに磁石の性質が広く知られていたと思われる。 (『古代日本の超技術』志村忠夫) #amazon(4062571757, image, text)