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テバイ - (2015/11/17 (火) 16:44:05) の1つ前との変更点
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・現在の、[[ギリシャ]]の都市[[ティーヴァ]]にあたる。
・ヘロドトスの記述によれば、テバイは[[ペルシア戦争]]の際、ペルシア軍に寝返り
積極的に協力していたという。
・オウィディウス『変身物語』巻二~巻三に、[[ユピテル]]にさらわれた[[エウロペ]]を探し出すよう
命じられた[[アゲノル]]の息子[[カドモス]]とその子孫が作り上げた都市であるとする。
旅の途中で訪れた泉で軍神[[マルス]]の大蛇と遭遇し、これを退治した場所に都市を築いたという。
また、この蛇の歯を地面に投じたところ、その歯が人の形に変わってテバイ建国を助けた、と記す。
・また、[[オイディプス]]が王を勤めた国である事でも著名。
・ソポクレス『アンティゴネ』などによれば、テバイには七つの門があったという。
オイディプスの子[[ポリュネイケス]]と[[エテオクレス]]が争った際、
ポリュネイケスと共にテバイに攻め寄せた[[アルゴス]]軍は部隊を七つに分けてそれぞれの門を攻めたが、
すべて敗走している。
・ヘロドトス『歴史』巻五などに言及があるように、テバイには「イスメノスの[[アポロン]]」の神殿があり、
この地のアポロン信仰は非常に古い事で知られている。
ヘロドトスはこの神殿で、三つの鼎(かなえ)にカドモス文字が刻まれているのを見たと記している。
・テバイのアクロポリスをカドメイアと言う。[[カドモス]]にちなんだ名。
南北700m、東西300~400mの、中央部が亀甲状に盛り上がった長円形の丘陵で、
全体が城砦を成していたとか。
・またテバイは、[[アレクサンドロス大王]]に対して反旗を翻した結果、大王の軍によって陥落された
唯一のギリシャのポリスにあたる。
参考文献
『古代ギリシア 11の都市が語る歴史』ポール・カートリッジ
『変身物語』オウィディウス
『ギリシア神話』アポロドーロス
『歴史(中)』ヘロドトス
『アレクサンドロス大王東征記(上)』アイリアノス
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・現在の、[[ギリシャ]]の都市[[ティーヴァ]]にあたる。
・ヘロドトスの記述によれば、テバイは[[ペルシア戦争]]の際、ペルシア軍に寝返り
積極的に協力していたという。
・オウィディウス『変身物語』巻二~巻三に、[[ユピテル]]にさらわれた[[エウロペ]]を探し出すよう
命じられた[[アゲノル]]の息子[[カドモス]]とその子孫が作り上げた都市であるとする。
旅の途中で訪れた泉で軍神[[マルス]]の大蛇と遭遇し、これを退治した場所に都市を築いたという。
また、この蛇の歯を地面に投じたところ、その歯が人の形に変わってテバイ建国を助けた、と記す。
・また、[[オイディプス]]が王を勤めた国である事でも著名。
・ソポクレス『アンティゴネ』などによれば、テバイには七つの門があったという。
オイディプスの子[[ポリュネイケス]]と[[エテオクレス]]が争った際、
ポリュネイケスと共にテバイに攻め寄せた[[アルゴス]]軍は部隊を七つに分けてそれぞれの門を攻めたが、
すべて敗走している。
・ヘロドトス『歴史』巻五などに言及があるように、テバイには「イスメノスの[[アポロン]]」の神殿があり、
この地のアポロン信仰は非常に古い事で知られている。
ヘロドトスはこの神殿で、三つの鼎(かなえ)にカドモス文字が刻まれているのを見たと記している。
・テバイのアクロポリスをカドメイアと言う。[[カドモス]]にちなんだ名。
南北700m、東西300~400mの、中央部が亀甲状に盛り上がった長円形の丘陵で、
全体が城砦を成していたとか。
・またテバイは、[[アレクサンドロス大王]]に対して反旗を翻した結果、大王の軍によって陥落された
唯一のギリシャのポリスにあたる。
参考文献
『古代ギリシア 11の都市が語る歴史』ポール・カートリッジ
『変身物語』オウィディウス
『ギリシア神話』アポロドーロス
『歴史(中)』ヘロドトス
『アレクサンドロス大王東征記(上)』アッリアノス
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