指南車

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・常に南の方向を指し続ける仙人の人形が載った車。  磁石を使った方位磁針の仕組みを使わずに、方位を示し続けた。 ・仕組みは、右折、左折する時の内輪差、つまり左右の車輪の回転の違いを感知して  どれだけ進行方向を変えたかを差動歯車で車上の人形にフィードバックする仕組み。 ・少なくとも紀元3世紀には、中国に実在したのではないかという。  文献に出てくるというだけなら、紀元前1030年に周公が使節に帰途を教えるために与えたという記録がある。 ・中国の大科学者[[張衡]]もこの車を作ったとされる。  ただし、『中国の科学と文明』のジョセフ・ニーダムはこれを疑問視している。 ・そもそも、二つの車輪の直径にわずか1%の違いがあっただけで、  二つの車輪の間の距離の50倍ほどの長さを進むだけでも車は90度横を向いてしまう。  それだけ車輪や歯車を作る精度が高ければならず、当時の技術力の高さがうかがわれる。                               (以上、『図説中国の科学と文明』)
・常に南の方向を指し続ける仙人の人形が載った車。  磁石を使った方位磁針の仕組みを使わずに、方位を示し続けた。 ・仕組みは、右折、左折する時の内輪差、つまり左右の車輪の回転の違いを感知して  どれだけ進行方向を変えたかを差動歯車で車上の人形にフィードバックする仕組み。 ・少なくとも紀元3世紀には、中国に実在したのではないかという。  文献に出てくるというだけなら、紀元前1030年に周公が使節に帰途を教えるために与えたという記録がある。 ・中国の大科学者[[張衡]]もこの車を作ったとされる。  ただし、『中国の科学と文明』のジョセフ・ニーダムはこれを疑問視している。 ・そもそも、二つの車輪の直径にわずか1%の違いがあっただけで、  二つの車輪の間の距離の50倍ほどの長さを進むだけでも車は90度横を向いてしまう。  それだけ車輪や歯車を作る精度が高ければならず、当時の技術力の高さがうかがわれる。 (『図説中国の科学と文明』ロバート・テンプル) #amazon(4309224865)

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