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・[[アラビア半島]]北西部に位置する塩湖。
・プリニウス『博物誌』は、この湖を「アスファルトを産出するユダヤのアスファルティス湖」と呼称している。
そして、「この湖では、どんなものも沈むことができない」としている。
・同書第五巻では、「唯一の産物は瀝青であり、ゆえにアスファルティスというギリシャ名が与えられた」、
また「動物の身体はその水の中では沈まない、雄牛やラクダでも浮く、このことから、どんなものも決して沈まないと
報告がなされてきた」という記述になっている。
・『旧約聖書』において、[[ソドム]]の町が滅びた際、その住民たちの罪のせいで鳥も魚も住めない不毛湖「死海」となったと
伝承に語られる(ティルベリのゲルウァシウス『皇帝の閑暇』など)。
参考文献
『プリニウスの博物誌 Ⅰ』
『西洋中世奇譚集成 皇帝の閑暇』ティルベリのゲルウァシウス
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・[[アラビア半島]]北西部に位置する塩湖。
・プリニウス『博物誌』は、この湖を「アスファルトを産出するユダヤのアスファルティス湖」と呼称している。
そして、「この湖では、どんなものも沈むことができない」としている。
・同書第五巻では、「唯一の産物は瀝青であり、ゆえにアスファルティスというギリシャ名が与えられた」、
また「動物の身体はその水の中では沈まない、雄牛やラクダでも浮く、このことから、どんなものも決して沈まないと
報告がなされてきた」という記述になっている。
・『旧約聖書』において、[[ソドム]]の町が滅びた際、その住民たちの罪のせいで鳥も魚も住めない不毛湖「死海」となったと
伝承に語られる(ティルベリのゲルウァシウス『皇帝の閑暇』など)。
(zsphereコメント:どうもゲルウァシウスはヨセフス『ユダヤ戦記』に依った模様。要確認)
参考文献
『プリニウスの博物誌 Ⅰ』
『西洋中世奇譚集成 皇帝の閑暇』ティルベリのゲルウァシウス
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