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・出雲地方では、和鋼の品質に応じて以下のような等級に分けていたという。最高級の物から順に、
玉鋼、目白、砂味(じゃみ)、造粉(つくりこ)、鉧銑(けらずく)、歩鉧、鉧細(けらこま)
とのこと。
(『古代日本の超技術』志村忠夫)
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[[製鉄用語]]
・鉄鉱石を使用した製鉄の場合、鉄鉱石は酸化鉄、すなわち[[鉄]]が[[酸素]]と結びついた化合物なので、
この酸素を除去する事によって鉄への還元を行うことになる。
古代製鉄であれば、炉の中で炭などを燃やして発生した[[一酸化炭素]]が酸化鉄を還元する。
・出雲地方では、和鋼の品質に応じて以下のような等級に分けていたという。最高級の物から順に、
玉鋼、目白、砂味(じゃみ)、造粉(つくりこ)、鉧銑(けらずく)、歩鉧、鉧細(けらこま)
とのこと。
・[[屋久島]]には、未婚の女性が懐妊した場合に、鉄滓(かなくそ、カナマリ)を呑む習俗があった。
身籠ったのが蛇体の魔性のものであれば、これによってたちまち下りてしまうが、
普通の子供であれば何事も無い、と考えられていたとのこと。
妊婦がカナマリを呑む話としては、[[弁慶]]の母が懐妊した際に、つわりが来ると
カナマリを呑み鍬を食べたため、生まれた弁慶は全身が黒く鉄のようであったという伝説もある。
『鉄の文明』大橋周治
『古代日本の超技術』志村忠夫
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