・インダス文明に先行する初期ハラッパー文化期、そして[[インダス文明]]期、その後すこし間をおいて 後期ハラッパー文化期の遺構を持つ遺跡。 ・グジャラート地方カッチー湿原に所在。 ・敷地面積は東西755m、南北685m、面積は約50ha。そのうち4分の3を、市街地・城塞を丸ごと取り囲む貯水槽が占める。 城塞と市街地は、市街地が北、城塞が南側という位置関係。 ・城塞地区には、直径4mの井戸が見つかっている。 ・城塞の主郭から市街地の広場へ出る入り口(北門)部分から、計10文字のインダス文字を記した 幅3mほどの看板が出土している。 この文字部分は[[石膏]]によって形作られたと見られる。 ・また、この北門には、扉の開閉に用いたと見られる溝の跡があり、扉が設置されていたと考えられている。 参考文献 『インダスの考古学』近藤英夫 『インダス文明の謎』長田俊樹 #amazon(4886215416, image, text) #amazon(4876988641, image, text)