・[[ラエルテス]]の子。[[イタケ]]の国を治める。 ・妻は[[ペネロペイア]]。 ・[[アガメムノン]]率いる連合軍に参加し、[[トロイア]]を攻め、9年間にわたり戦った様子が『イーリアス』に、 その後苦難に遭いながら故国イタケに戻るまでの旅の仔細が『オデュッセイア』にそれぞれ語られている。 ・『オデュッセイア』第十九歌に、過去の回想として、義父から名づけをしてもらう場面が語られるが、 それによればオデュッセウスの名前の由来は「憎まれるもの(オデュッサメノス)」であるとされている。 すなわち義父[[アウトリュコス]]は盗みと誓言の巧みさで知られており、自身が憎まれ子である事からであるという。 (ただしこれは、古代ギリシアの作品・文献によく見られる語呂合わせで、後世の付会であろうと 岩波文庫版の訳者は注釈している) 参考文献 『オデュッセイア(下)』ホメロス #amazon(4003210255, image, text)