オデュッセウス

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オデュッセウス - (2014/08/31 (日) 03:52:30) のソース

・[[ラエルテス]]の子。[[イタケ]]の国を治める。

・妻は[[ペネロペイア]]。

・[[アガメムノン]]率いる連合軍に参加し、[[トロイア]]を攻め、9年間にわたり戦った様子が『イーリアス』に、
   その後苦難に遭いながら故国イタケに戻るまでの旅の仔細が『オデュッセイア』にそれぞれ語られている。

・『オデュッセイア』第十九歌に、過去の回想として、義父から名づけをしてもらう場面が語られるが、
   それによればオデュッセウスの名前の由来は「憎まれるもの(オデュッサメノス)」であるとされている。
   すなわち義父[[アウトリュコス]]は盗みと誓言の巧みさで知られており、自身が憎まれ子である事からであるという。
(ただしこれは、古代ギリシアの作品・文献によく見られる語呂合わせで、後世の付会であろうと
   岩波文庫版の訳者は注釈している)



      参考文献

『オデュッセイア(下)』ホメロス


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