島が動く

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島が動く - (2016/02/24 (水) 04:28:33) のソース

・プリニウス『博物誌』第二巻
   →リュディアにあるカラミナエ(葦の)という名の島は、風によって押しやられるばかりでなく、
    棹で意のままの方向に動かすことが出来、ミトリダテス戦争で多くの市民を救出するのに役立ったとか。
    またニンパエウムに小さな島々があって「躍り島」と呼ばれており、合唱歌に調子を合わせて
    人々の足踏みの方へ動いてくるという。
   イタリアのタルキニィという大きな湖に、森ののせたまま漂いまわる二つの島があり、その輪郭は
   風に押しやられるについれて三角や丸へと変化するが、四角形にだけは決してならない、とか。

・[[デロス島]]がかつて漂流する島であった事は、プリニウス、ウェルギリウスなど諸書が記述している。
   ウェルギリウス『アエネイス』によれば、このデロス島で生まれた事に感謝したアポロンが
   感謝の意として、他の島との間を鎖で結んでこの島を漂流しないようにしたとか。



      参考文献
『プリニウスの博物誌 Ⅰ』



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