「この山黄金をもて地に敷けり。慈尊の出世を待たんがために、金剛蔵王守りたまう」とあり、
慈尊(
弥勒菩薩)の出現の日のために金を蓄えた山であるとされる。
- また同話は、この山が女人禁制の地であると述べ、この山に登ろうとした都藍尼が
雷電の霹靂、杖が樹木となるなどといった現象に阻まれて登る事が出来なかったと記している。
- 『熊野三所権現金峯山金剛蔵王縁起』では、動乱尼は最後、山崩れで死んだとする。
参考文献
『史料にみる日本女性のあゆみ』総合女性史研究会
最終更新:2012年07月21日 02:05