神鳴の陣

  • 雷鳴が激しくなった時、清涼殿および紫宸殿の前に臨時に設けられる陣。
   清涼殿には近衛の大・中・少将などが、紫宸殿には兵衛府が詰めて警護したという。

  • 『枕草子』に二度ほど言及がある。
「神のいたう鳴るをりに、神鳴の陣こそいみじう恐ろしけれ。左右の大将、中、少将などの御格子のもとにさぶらひ給ふ、いといとほし」云々。



      参考文献
『枕草子(下)』講談社学術文庫



最終更新:2013年02月28日 04:51