貝原益軒




  • 李時珍『本草綱目』に影響を受け、それまでの文献学ではなく、実際に実物を手に取って分類する
   行動的な本草学を初めて日本で行い、1708年に『大和本草』として刊行する。

  • 同じく益軒の手になる『筑前国続風土記』の自序によれば、そうした観察のために
   筑前の国内の里を歩き回り、訪ねた村は八百余りになる、としている。

  • 他に、日本初の体系的な児童教育の指南書『和俗童子訓』なども執筆している。



      参考文献
『江戸の想像力』田中優子
最終更新:2013年04月02日 22:53