- もとは石炭などを運ぶ港回りの小さな船だったという。
しかし船内構造にはゆとりがあり、クックが使い慣れていた事から採用された。
- またもう一つ、この船が抜擢された理由に、船体に銅板が被されていない事があったという。
当時、
フナムシの害から船体を守るために、銅板を被せる事が行われていたが、
長期航海ではこの銅板に
イガイや
フジツボが付着して船の速力を阻害する。
そして銅板は修理が難しく、旅先での入手も容易ではないため世界周航には不向きと判断されたと云々。
- また、クックの第一回世界周航では、初めてプロの博物学者ジョゼフ・バンクスを乗船させていた。
またバンクスの希望で、大型犬グレイハウンド二頭も乗船していたという。
参考文献
『想像力の地球旅行』荒俣宏
最終更新:2013年09月01日 04:14