ビザンティン帝国の図書館から得たギリシャ語文献をキリスト教徒たちにアラビア語に翻訳させ、
イスラム圏の学問レベルを大いに引き上げた事で知られる。
- また、動揺にインドの数学テキストなども叡智の館に持ち込まれ、
サンスクリット語からアラビア語への翻訳が進められたという。
これにより、インド数学の「0」の発見が伝わり、やがて
アル=フワリズミーによって
史上最初の体系的代数学書『ヒサーブ・アル=ジャブル・ワル=ムカーバラ』にまとめられた。
参考文献
『数学の想像力』加藤文元
最終更新:2013年10月20日 01:44