九章算術

  • 古代中国の数学書。

  • 明確な成立年代は不明だが、およそ紀元前1世紀から紀元後2世紀くらいの間と見られる。

  • 構成は、問題と解答、そしてその詳しい計算法といった記述になっており、
   単なる問題集ではなく、一般的な解法が記されている。

  • その後、15世紀に至るまで中国数学書のスタイルはほぼこの『九章算術』に則っており、
   アジア地域の数学史において極めて重要な書物。


      参考文献

『数学の想像力』加藤文元


最終更新:2013年10月20日 02:17