- アリストテレス『動物誌』に、ミミズクは物まねが上手く、人の踊りの真似をするので、
この鳥を捕える時には一人が踊りを踊って、ミミズクがそれを真似て踊っている間に
もう一人が捕えるのだ、としている。
(zsphereコメント:なにそれかわいい)
- オウィディウス『変身物語』巻五では、冥界へ捕らわれていたプロセルピナが、その地でザクロの実を
食べた事を密告した冥界の
ニンフである
アスカラポスが、その意地悪い心の代償として
姿を変えられたのがミミズクである、としている。
- ドイツでは、ミミズクは「死出の案内鳥」と考えられているとのこと。
この地方に「コウィット」と鳴くミミズクがおり、その声が「コム・ミット(いっしょにおいで、ついておいで)」と
聞こえることからだ、などとされるという。
参考文献
『動物誌(下)』アリストテレス
『変身物語(上)』オウィディウス
『完訳グリム童話集(3)』
最終更新:2015年07月07日 15:16