没薬 - 私的伝奇関係データベース @ ウィキ

• 特定樹木から分泌される、赤褐色の植物性ゴム樹脂を指す。

• 主に香料の原料として使用される事で知られる。

• オウィディウス『変身物語』では、ピュグマリオンの孫に当たるミュラが、

　　　父キニュラスと交わった罪の意識から出奔し、その先で神に祈って姿を変えた樹木から分泌されるとし、
　　　そのためこの没薬をも「ミュラ」と呼ぶ、としている。

　　　　　　参考文献

『変身物語（下）』オウィディウス

変身物語 下(オウィディウス) (岩波文庫 赤 120-2)