- 中期旧石器時代のネアンデルタール人の痕跡と見られる石器(ルヴァロワ剥片)が見つかっており、
これが同遺跡に残る最古の人類の痕跡と見られる。
- 一方、今から約9000年前の中石器時代の層から、黒曜石およびマグロの骨が出土しており、
後者からこの頃に漁業が可能となっていた事が知られる。
また黒曜石はエーゲ海では
ミロス島でしか産出されないため、この時期にカヌーなどによって
約120kmの距離を移動する手段が存在していた事も察せられるとのこと。
参考文献
『図説ギリシア』周藤芳幸
最終更新:2014年11月28日 21:44