- アシナシトカゲ科のうちのヒメアシナシトカゲは俗に”めくらとかげ”とも言う。
目の部分が奥に隠れて、あるかないか分からないほどであるため。
『グリム童話集』初版に、元々
ナイチンゲールとこのトカゲは一つずつ目を持っていたが、
ナイチンゲールがどこかの婚礼に呼ばれた際にトカゲから目を借り、そのまま返さなかったという。
そのためナイチンゲールの巣の下にはこのトカゲがおり、隙あらばその卵を襲おうとしているのだとしている。
- トンプソン『民間説話』によれば、この説話は主にドイツとフランスから報告されているとか。
参考文献
『完訳グリム童話集1』
『民間説話』トンプソン
最終更新:2016年05月04日 02:56