→十二人の兄たちが、魔法の家の裏庭にあった十二本の花を抜くと十二羽の
カラスになってしまう。
末の妹が7年間、口を利かないことで再び人の姿に戻る。
(
身内を人の姿に戻すも参照)
→男の子ばかり七人持っていた男のもとについに女の子が生まれるが、兄に洗礼のための水を汲ませにいくと、
その壷を井戸の中に落としてしまう。兄たちの帰りが遅いのに苛立った父が
「ぼうずども、みんなからすになっちまえ」と言ったところ、兄たちは皆まっくろなカラスになってしまう。
あとは、
身内を人の姿に戻す型の話。
→継母に見つかった先妻の息子6人が、魔法の衣類に撫でられて白鳥になってしまう。
ただ一人見つからなかった末のお姫様が、旅立ってとある小屋で兄たちを見つけるが、
兄たちが人間の姿になれるのは夜中の15分ほどだけで、他は白鳥に戻ってしまう。
あとは
身内を人の姿に戻す型の話。
参考文献
『完訳グリム童話集(1)』
『完訳グリム童話集(2)』
最終更新:2015年06月03日 04:29