→主人公の娘が子供を生んだと、遠出している王に手紙を出すが、途中で悪魔が手紙をすり替えるので、
王様から「殺してしまえ」という返事が届くため、娘の義母は鹿の舌と目玉を切り取って
子供の舌と目に仕立てる。
→父親から偉い先生のところへものを習いに行かされた息子が、犬の言葉、鳥の言葉、蛙の言葉を教わって帰ってきたと言うが、
父親は役立たない事ばかりと怒って、子を殺してしまえと家来たちに言いつける。
が、家来は小鹿の目と舌を持って行って息子を殺したと嘘をつく。
→後妻が、鏡が「一番美しいのは雪白姫」と答えたことを妬んで、狩人に雪白姫を殺してその肺と肝臓を
持ってきて見せるように頼む。が、雪白姫に、自分は森の奥に行ってしまうから殺さないでと
頼まれて、かわりにイノシシの子の肺と肝臓を持っていく。
→口にしたことは必ず成就されるという子供を料理番の男がこっそり拐して育てるが、
やがて望みの物を手に入れると、その子を殺そうとして、子の言葉で生まれた娘に殺してくるように言いつける。
が、娘は小鹿を取り寄せてその舌と心臓で料理番をだまそうとする
参考文献
『完訳グリム童話集(1)』
『完訳グリム童話集(2)』
最終更新:2015年06月15日 21:12