赤ん坊が取り替えられる

  • 『グリム童話集』「まほうをつかう一寸法師」〈KHM39〉
   →とある母親が、魔法をつかう小人たちに子供を揺りかごからさらわれて、代わりに
    「あたまでっかちの、目のどんよりした鬼っ子」が残されていた。
     この事について隣の女に相談すると、卵の殻に水を入れて火にかけてお湯を沸かすのをその子に見せろ、
     鬼っ子が笑えばそれで縁切りだ、と教えられる。実行するとその子は大笑いをし、
     それを契機に小人たちが本当の子供を持ってきて、鬼っ子を取り返してどこかへ行ってしまったとか。



      参考文献
『完訳グリム童話集(2)』



最終更新:2015年06月02日 03:35