→継母が継子を殺そうとするが、継子の娘の知恵で実の娘の方を斧で首を切って殺してしまう。
娘が逃げる際、切った首から滴る血を家の中に三か所垂らしておくと、
朝継母が呼びかけたのにその血が答え、その間に娘と恋人のローランドは逃げていく。
- 『グリム童話集』「がちょう番のおんな」〈KHM89〉
→老いた妃の娘が嫁に行く際、妃がハンカチに血を三滴したたらせたものを持たせる。
この血がしばらく物を言って、また姫の身を守っていたが、姫がこのハンカチを川に流して紛失してしまったことから
付き人の女に身分を逆転され、付き人としてがちょう番をやらされることになる。
参考文献
『完訳グリム童話集(2)』
『完訳グリム童話集(3)』
最終更新:2015年07月04日 03:56