→継母が、継子の娘を殺そうとして実の子を殺してしまい、怒って追いかけてくる。
娘は恋人のローランドと共に逃げるが、娘が花に化け、継母が花を取ろうと藪の中に入ったところで
ローランドが聞いたものを踊らせる「魔のおどりの曲」を笛で吹くと、継母は茨の棘の中で
激しく踊らされて血だらけになって死んでしまう。
- 『グリム童話集』「いばらのなかのユダヤ人」〈KHM110〉
→男が小人への親切の礼として、狙ったものにかならず当たる吹き矢、弾くと周囲の人を踊りださせる弦楽器、
交渉が必ずうまくいく能力をもらう。この弦楽器を使って悪辣なユダヤ人を懲らしめる。
参考文献
『完訳グリム童話集(2)』
『完訳グリム童話集(3)』
最終更新:2015年07月07日 15:46