テルアビブ空港乱射事件

   日本赤軍が起こした銃乱射事件。

  • 空港を利用していた26名が死亡、また犯人グループ3人のうち2人が死亡、1人が逮捕された。
   のちに日本赤軍による犯行声明が出る。

  • それまでのテロが政府要人などを狙ったものだったのに対し、無関係の一般市民を殺傷した
   テロとして世界最初の画期をなす事件だったとか。
パトリシア・スタインホフ「死へのイデオロギー―日本赤軍派―」にある、実行犯唯一の生き残り岡本公三は
事件に対して、
武力革命という、より大きな目的のためには、人々の死は避けがたい必然である。革命は全体的なもののはずだから、敵と罪なき傍観者のあいだには、はっきりとした区別がない。あらゆる人間がともかくも革命に巻き込まれるだろう。

   と答えたそうで、一般市民を事態の当事者として巻き込む思想は後のテロリズムに大きな影響を与えたとか。



      参考文献

「dragoner.ねっと」2015年11月16日記事
http://bylines.news.yahoo.co.jp/dragoner/20151116-00051500/
最終更新:2015年11月17日 15:52