- 『グリム童話集』「実意ありフェレナンドと実意なしフェレナンド」〈KHM126〉
→王様とお妃さまの結婚が行われるが、お妃さまは王様の鼻が無い事が気に入らず、
むしろ主人公の実意ありフェレナンドを気に入る。そこで、自分は奇術を使えると言い、
実意ありフェレナンドの首を切った後、これをつなげ直して蘇らせると、首の回りに赤い筋が残っただけで
完全に元通りになる。それを見せた後、王様にもこの奇術を勧めて、王様の首を切った後、
それが上手く繋がらないふりをして、そのままにしてしまう。結果、王様の葬式が行われ、
お妃は実意ありフェレナンドと結ばれた。
参考文献
『完訳グリム童話集(4)』
最終更新:2015年11月17日 23:53