→いずこかの王子が、魔女に呪われて、森の中の大きな鉄のストーブの中に閉じ込められる。
たまたまそこを訪れた姫が、ストーブの中の王子に道を教えられて城に帰るが、交換条件として
ストーブと結婚させられることになる。替え玉を行かせるがストーブに見破られ、結局姫が自分で出向いて
ストーブをやすりで削らされると、中から美しい王子が出てくる。
以降、
男が恋人の事を忘れ、女が思い出させるの展開を経て、結ばれる。
(zsphereコメント:グリム童話には他にも、「ストーブの陰に隠れる」といった展開が頻出し、
明らかに何か暗示されている気がして気になっている。何だろ……)
参考文献
『完訳グリム童話集(4)』
最終更新:2015年11月19日 16:19