落ちてきた星が硬貨になる

  • 『グリム童話集』「星の銀貨」〈KHM153〉
   →信心深い娘が、自身が貧しいながら、野原を森へ向けて歩いていると
    パンを恵んでほしい、衣服を恵んでほしいという者が次々現れ、そのたびに娘は乞われたものを与えてしまうので
    一糸まとわぬ姿になってしまうが、ようやく森に到着すると空から星がばらばらと落ちてきて、
    拾ってみると皆銀貨だった。おまけにいつのまにか与えたはずの下着も新しいものを纏っており、
    娘は銀貨を使って一生涯お金持ちとして暮らしたと。



      参考文献
『完訳グリム童話集(4)』



最終更新:2015年12月16日 01:53