- 『グリム童話集』「泉のそばのがちょう番の女」〈KHM179〉
→とある国の王女三姉妹のうち末娘は非常に美しく、その涙は真珠や貴重な宝石になった。
ある時行き違いからこの王女を追放してしまい、それきり行方が分からなくなってしまう。
ある伯爵が魔法使いの老婆の与える試練を果たした褒美としてこの娘の涙から生まれた真珠をもらい、
それが両親である王様とお妃さまに渡って娘の居所がようやく分かる。
実は魔法使いの老婆がこの娘を保護しており、さらに涙が真珠になる力もこの老婆が与えたものだったとされる。
参考文献
『完訳グリム童話集(5)』
最終更新:2016年01月11日 04:39