金星

  • プリニウスは『博物誌』第二巻において、金星は光度において他の星を凌駕し、星の中でこれだけが
   光線によって影を生ずるとする。
   またその故にこの星の命名に議論が起こっており、女神ユノー、あるいはイシス、あるいは「神々の母」と
   呼ぶ人がいることを記している。
(zsphereコメント:ウェヌスじゃないのか……という事に素朴に驚くわけであります)

  • またプリニウス『博物誌』では、金星は大地におけるあらゆるものの誕生の原因であり、
   この星が昇って来る際に生殖をうながす露を大地に散布し、これが動物の胎をも刺激するのだ、とする。




      参考文献
『プリニウスの博物誌 Ⅰ』



最終更新:2016年02月01日 02:21